何か我が世代の輝きが消え去るような寂しさを感じる紙面に接した。
しかし冷静に見れば、東京クワルテットは時代に即して、メンバーも音楽も変わり成長していた。
何か日本の産業推移に照らし合わせる様な進化を遂げたとも言えなくない。それが2013年に「東京」の名が
消えることは現在の「Made in Japan」の製品同様国際化のなかで、悪く言えばソニー製品の様にアイデンティー
を喪失していった過程を感じる。
それでも44年間、世界のトップランナーとして走り続けた磯村氏・池田氏には敬意を捧げる。

1)弦楽四重奏曲 第1番 作品7 (Sz40) [1908-1909]
2)弦楽四重奏曲 第2番 作品17 (Sz67) [1917]
3)弦楽四重奏曲 第3番 (Sz85) [1927]
4)弦楽四重奏曲 第4番 (Sz91) [1928]
5)弦楽四重奏曲 第5番 (Sz102) [1934]
6)弦楽四重奏曲 第6番 (Sz114) [1939]
【演奏】
東京クヮルテット
原田幸一郎(第1ヴァイオリン) (1656年、ルイ14世の時代にフランス宮廷のために作製されたニコラ・アマーティ)
池田菊衛(第2ヴァイオリン) (ニコラ・アマーティ、クレモナ、1662年)
磯村和英(ヴィオラ) (ラージ・モデル;ニコラ・アマーティ、クレモナ、1663年)
原田偵夫(チェロ) (ニコラ・アマーティ、クレモナ、1677年)
東京クヮルテットはワシントンのコーラン美術館貸与の楽器で演奏しています。
【録音】
1975年8月29日-9月1日、ロンドン、コンウェイ・ホール(第2番)
1976年12月14日-16日、ハンブルク、ラールシュテット・スタジオ(第6番)
1979年6月8日-10日、ニューヨーク、CBSスタジオ(第1&3番)
1980年9月7日-11日、ロンドン、聖ヨハネ教会(第4&5番)
以前にこのブログでバルトーク大好き(2007/9/1)で述べたように手持ちの中では1番好きな演奏だ。この演奏が東京クワルテットの原点だろう。


Johannes Brahms (1833 - 1897)
Quartet for Strings no 1 in C minor, Op. 51 no 1
• 演奏者 : Oundjian, Peter (Violin), Ikeda, Kikuei (Violin), Isomura, Kazuhide (Viola), Harada, Sadao (Cello)
• 指揮者 :
• 楽団 : Tokyo String Quartet
時代: Romantic 形式: Quartet 作曲/編集場所: 1865-1873, Austria
言語: 時間: 30:51 録音場所: , [Studio] 録音1986年
Johannes Brahms (1833 - 1897)
Quartet for Strings no 3 in B flat major, Op. 67
• 演奏者 : Oundjian, Peter (Violin), Ikeda, Kikuei (Violin), Isomura, Kazuhide (Viola), Harada, Sadao (Cello)
• 指揮者 :
• 楽団 : Tokyo String Quartet
時代: Romantic 形式: Quartet 作曲/編集場所: 1875, Austria
言語: 時間: 33:18 録音場所: , [Studio]
ブラームス好きのわたしのお気に入りのCDだ。
第1ヴァイオリンが変更したものの国際的な音楽市場での存在感を示した正に世界に誇れる室内楽団であった証だと思う。
東京クワルテット 結成40周年 円熟の響き(NHKー放送録画 DVD)
1.ベートーベン 弦楽四重奏曲 18-2
2.ラヴェル 弦楽四重奏曲
Vn-1 マーテンビーヴァー Vn-2 池田菊衛 Va 磯村和英 Vc クライブ・グリーンスミス
2009年7月
正直ブラームスから20年の期間経たこの演奏は円熟の中で強烈に発信するメッセージが感じられない。
それが円熟と言うのかもしれないが聴いていてワクワク感がないし、なにかバックミュージック的に聞き流してしまう演奏に変わってしまたようだ。
しかし冷静に見れば、東京クワルテットは時代に即して、メンバーも音楽も変わり成長していた。
何か日本の産業推移に照らし合わせる様な進化を遂げたとも言えなくない。それが2013年に「東京」の名が
消えることは現在の「Made in Japan」の製品同様国際化のなかで、悪く言えばソニー製品の様にアイデンティー
を喪失していった過程を感じる。
それでも44年間、世界のトップランナーとして走り続けた磯村氏・池田氏には敬意を捧げる。

1)弦楽四重奏曲 第1番 作品7 (Sz40) [1908-1909]
2)弦楽四重奏曲 第2番 作品17 (Sz67) [1917]
3)弦楽四重奏曲 第3番 (Sz85) [1927]
4)弦楽四重奏曲 第4番 (Sz91) [1928]
5)弦楽四重奏曲 第5番 (Sz102) [1934]
6)弦楽四重奏曲 第6番 (Sz114) [1939]
【演奏】
東京クヮルテット
原田幸一郎(第1ヴァイオリン) (1656年、ルイ14世の時代にフランス宮廷のために作製されたニコラ・アマーティ)
池田菊衛(第2ヴァイオリン) (ニコラ・アマーティ、クレモナ、1662年)
磯村和英(ヴィオラ) (ラージ・モデル;ニコラ・アマーティ、クレモナ、1663年)
原田偵夫(チェロ) (ニコラ・アマーティ、クレモナ、1677年)
東京クヮルテットはワシントンのコーラン美術館貸与の楽器で演奏しています。
【録音】
1975年8月29日-9月1日、ロンドン、コンウェイ・ホール(第2番)
1976年12月14日-16日、ハンブルク、ラールシュテット・スタジオ(第6番)
1979年6月8日-10日、ニューヨーク、CBSスタジオ(第1&3番)
1980年9月7日-11日、ロンドン、聖ヨハネ教会(第4&5番)
以前にこのブログでバルトーク大好き(2007/9/1)で述べたように手持ちの中では1番好きな演奏だ。この演奏が東京クワルテットの原点だろう。


Johannes Brahms (1833 - 1897)
Quartet for Strings no 1 in C minor, Op. 51 no 1
• 演奏者 : Oundjian, Peter (Violin), Ikeda, Kikuei (Violin), Isomura, Kazuhide (Viola), Harada, Sadao (Cello)
• 指揮者 :
• 楽団 : Tokyo String Quartet
時代: Romantic 形式: Quartet 作曲/編集場所: 1865-1873, Austria
言語: 時間: 30:51 録音場所: , [Studio] 録音1986年
Johannes Brahms (1833 - 1897)
Quartet for Strings no 3 in B flat major, Op. 67
• 演奏者 : Oundjian, Peter (Violin), Ikeda, Kikuei (Violin), Isomura, Kazuhide (Viola), Harada, Sadao (Cello)
• 指揮者 :
• 楽団 : Tokyo String Quartet
時代: Romantic 形式: Quartet 作曲/編集場所: 1875, Austria
言語: 時間: 33:18 録音場所: , [Studio]
ブラームス好きのわたしのお気に入りのCDだ。
第1ヴァイオリンが変更したものの国際的な音楽市場での存在感を示した正に世界に誇れる室内楽団であった証だと思う。
東京クワルテット 結成40周年 円熟の響き(NHKー放送録画 DVD)
1.ベートーベン 弦楽四重奏曲 18-2
2.ラヴェル 弦楽四重奏曲
Vn-1 マーテンビーヴァー Vn-2 池田菊衛 Va 磯村和英 Vc クライブ・グリーンスミス
2009年7月
正直ブラームスから20年の期間経たこの演奏は円熟の中で強烈に発信するメッセージが感じられない。
それが円熟と言うのかもしれないが聴いていてワクワク感がないし、なにかバックミュージック的に聞き流してしまう演奏に変わってしまたようだ。
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