私はブラームスが好きだ。このところ、毎晩のように、彼のブラームスを聴いていた。
正直サヴァリシュのブラームスが最高だとは言えない。でもブラームスのオーケストラ曲をどれも上質の高いレベルで
まとめて録音で残してくれた指揮者は彼をおいていない。
彼だけだろう。カラヤンは運命の歌は録音したのだろうか。この曲はこの全集の中ではひときは素晴らしい。
交響曲ではロンドンフィルも好演しているが、なにか物足りない。でもこの全集は飽きのこない優れたものであることと
ブラームスの音楽の教科書でもある。彼の演奏を聞くとブラームスの原点に戻ったようだ。
ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調 op.68
・交響曲第2番ニ長調 op.73
・交響曲第3番ヘ長調 op.90
・交響曲第4番ホ短調 op.98
・運命の歌 op.54
・大学祝典序曲 op.80
・悲劇的序曲 op.81
・ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
アンブロジアン・シンガーズ(op.54)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1989-96年(デジタル)
ブラームス:
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15(録音時期:1991年12月 )
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
・アルトのための2つの歌 作品91(録音時期:1992年3月)
アン・マレイ(アルト)
今井信子(ヴィオラ)
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品83(録音時期:1993年12月 )
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
・低音のための5つのリート 作品105(録音時期:1994年1月)
アン・マレイ(アルト)
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)
録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
録音方式:デジタル(セッション)
1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
2. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音時期:1995年1月
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
ブラームス Vn Vc no協奏曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ハインリッヒ・シフ(チェロ)
1997年
ブラームス ホルントリオ
Hr Marie Luise Neunecker
Vnフランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
Pf ヴォルフガング・サヴァリッシュ
1997年
ピアニストとしてのサヴァリシュの素晴らしさが堪能できるアルバムだ。しかもジェラルド・ムーア、バレンボイム
、リヒテルと比較しながら彼のピアノを聞くと、清々しさと、歌手に寄り添いながらも、協奏している。
ブラームスの甘みを感じる音楽が味わえる。
CD (2006/2/28)
ディスク枚数: 6
フォーマット: Import
レーベル: Brilliant Classics
ASIN: B000EDWM36
EAN: 0842977028911
ブラームス:歌曲集
ディートリヒ:フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)他
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