とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

クラス会旅行(その2 大津ー坂本ー比叡山ー八瀬ー京大ー平安神宮ー帰宅)

2015年06月20日 | Weblog

 ホテル出発は8時20分、起きたのは8時、一度4時半ごろに目覚めたのが悪かった。それが5時半ならばそのまま出発準備をしたのだが、2度寝てしまった。朝食どころか、急いで荷造りし、なんとか迷惑かけずに集合場所に。だが外は雨だった。昨日の天気と足して2で割れば丁度良かったのだが?

 外に出ると雨足が出て、準備したレインコート(使い捨て)を着たが、すぐにムレてきた。義仲寺に着いたが閉門されていた。しかし我らの声が中に届いたのだろう、開庭前だが門が開けられ入場が許された。すぐに係の方が駆けつけてくださり、丁寧な解説をしていただいた。しかもわれわれの予定に合わせ要を得た話であった。

 芭蕉がこの地を選んだのは目の前を旧東海道が通り、そして琵琶湖を望む景勝地とのことだが、今は目の前は埋め立てられマンションが立ち並ぶ姿は、呪っているかもしれない。石場の駅から京阪電車に乗り坂本に出て、そこからケーブルカーで延暦寺参拝となった。私は前回来た時は雪が降り今回は雨となり、日ごろの信心のなさが露呈した。

 延暦寺は最近の修学旅行は6月なのか学生が目につく風景だ。シャトルバスで比叡山山頂にでてそこからロープウエイとケーブルカーを乗り継ぎ八瀬に下りた。ケーブルの駅階段に鹿の糞があった。ここまで鹿の生活圏が広がっている。もっともつい最近、西武線が鹿と衝突してダイヤが乱れた。以前我が家近くにお住まいの某大学教授が、鹿対策にモンゴル狼を輸入放置すべきと主張されていた記事を読んだが、これだけ増えてしまうと輸入する狼の頭数もばかにならない数だろう。

 それこそ京都では外人観光客にJapanse Gibier としてイノシシともども しし鍋、しか鍋で売り出せばと思うのだが。北海道の鹿丼よりは成功率は高いと思うのだが?

 前回訪れた時は紅葉シーズンで感激したが、今回も深緑がきれいだった。これにミソサザエの声が聞こえたらと思ったが、残念。八瀬から出町柳に1両電車で、そこからはSH名誉教授がわれら一隊を引率し、我が学生時代には想像できない別世界のような「静寂と清潔」感の漂うキャンパスを(もっとも私の通った大学は当時は極めて、汚く、不潔感があったのだが最近はかわっているかもしれないが)、案内していただいた。ただし当日は創立記念日とのことで学生数も少なく、当初危惧した学生食堂も待つことなく入れた。ワンコインでお釣りが来てなおかつ、レシートには健康アドバイスまで書かれ、我が時代とは別世界のキャンパスを味わった。昼食後はブラタモリならぬ名誉教授の京歩きは、平安神宮に出るまでは人ごみもなくそれこそ我らだけになった。吉田神社、金戒光明寺、平安神宮と廻り、東山で地下鉄に乗り地下鉄内で居残り組、買い物組、ブラタモリ組に分かれ散会した。私は名誉教授グループに入りブラタモリをしながら市役所前から寺町、錦市場を通り、四条烏丸間を歩いて、京都の人ごみを味わった。このところ、人ごみを避ける生活をしているため、錦市場の人ごみ密度はアメ横の比ではないと思ったが、これは修学旅行生の影響で外人比率はまだ浅草仲見世、アメ横には及ばないと感じたのだが?

それにしても、名誉教授には創立記念日を我らのガイド役を引き受けていただき感謝の一言です。

今回のクラス会旅行も約1名の携帯電話紛失のアクシデントはあったものの総合プロデューサーにして永久幹事SK君のご尽力により楽しい旅で終了したことはなりよりであった。感謝・感謝。次回もまたお願いします。

 



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