決勝戦は土曜日、場所がシドニーのため時差が少なく、本来ならばビール(ノンアルコール)片手にTV観戦なのだが、娘がサッカーワールドカップの録画を観るために帰ってきた。家中がドイツの1回戦からの巻き戻しになり、3対1でラグビー中継は葬り去られた。そんなことで土日はサッカー評論家会議に終始し、クルセイダーズvsワラターズ戦はおわずけを食らった。
幸いというか悲しいというか、日本のマスコミはラグビーには冷たいことから、結果は我慢すれば知らずに録画を興奮しながら観ることができた。
開始早々はワラターズのリーグ戦の戦績を物語る攻めで良くボールを支配し、前半20-13で折り返した。クルセイダーズの二枚看板点取り屋のダン・カーターが前半で早々退場、球取り屋のリツチーマコウが再三のペナルティーを取られ、後半戦となった。 後半早々にマコウらしい動きでボールをつなぎトライ取り屋のナドロがタッチラインを走り同点、過去最多優勝の貫録を見せつけ、このままいくかと思ったが、リーグ戦トップのワラタスは鋭い切れ込みでトライを取り30-26とリードで一進一退の展開。その後クルセイダーズが連続PGを決め30-32で勝利目前となったが、45m正面で再三ラックでペナルティーを取られたマコウが痛恨のペナルティーを取られしかも残り2分でPGを決められ33-32の逆転負け。
ラグビーは「強いほうが勝」まぐれでは勝てない通りにリーグ戦覇者のワラターズの初優勝になった。それにしても点差と言い、スタープレイヤーの個人技とくにクルセイダーズのキアラン・リードの動き、ワラターズのアシュリー=クーパーのコース取りと見せ場の多い素晴らしい試合だった。
これから国内トップリーグが始まる。スーパーラグビーのスタープレイヤーが国内リーグに登場する。企業も似たり寄ったりの番組のTVスポンサーになるよりは、男女オリンピック種目でもあり、団体スポーツとして世界レベルの実力を有するラグビー中継のスポンサーになってTV放送枠を買ってくれないだろうか、ラグビー経験者の多い電通の社員は何をしているのだ!!!!。?????
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