とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

弱り目に祟り目・泣き面に蜂 その2

2016年07月06日 | Weblog

 昨夜 叔母から手術の結果を電話で知らされた。予定時間は5時間だったが、3時間半で終了したとのこと。前回述べた通り、この時間の差は微妙だと思う。ただ叔母からは手術の経過は順調だったとのことだ。しかし気になったのは、内視鏡手術だったので、早く終わったとのの叔母の言葉だ。私自身内視鏡手術の優位性は認めるし、現在「胆嚢結石」と診断され、胆石症になった際には腹腔鏡下手術を希望したい旨を先生に話すと、先生は「当病院では原則開腹手術です。腹腔鏡下手術は今後は主流になるかもしれませんが、それには多くの訓練が必要です。まだ当病院では訓練を受けた医師がいません。」と話された。話は古いが2007年に前立腺癌の手術の際にも、私は内視鏡手術について医師に尋ねたが、その時も主治医から同様の回答を受けた。日進月歩の医療業界だが、「内視鏡手術」が我が身近でなされたが、医師の養成は行われているのだろうか。

 病院との付き合いは自信の健康問題から多くの時間を取られているが、常に思うことは、これだけ社会が細分化され、新しいビジネスが勃興しながら、医学界だけが明治時代より国家により医師の数、病院までが管理下に置かれ、医師としての資格を得るには、人間適正よりも、偏差値と医師の養成にかかる費用で制限される。その結果、私の経験では地方病院、大病院の医師は、食事をまともに取る間もなく、ブラック企業並みの労働を強いられ、その一方では、医師の資格と親から継いだ資産で、地方の高額所得者として君臨している2局面存在する。。

 これだけ、科学技術と日本の誇るテクノロジーの進展が業界変動をもたらさないのも不思議な業界だ。産業の進展は「分業化」だと思う。その分業化が医療には法規制で縛りすぎていると思う。また医学知識と、医療機器操作能力は別だと思う。特に最新の医療機器、ダビンチ、内視鏡手術等の機器使用能力は別の能力だと思う。もっと医療現場の流れを細かく分析し、他業界からの参入の道を作れば、日本の新たな産業創設にもなり、雇用創設にもなるのではないか。それこそ人材活用にとっても、18歳の偏差値で切り捨てられた才能を「医療機器操作技師」として生かせる場ができ、若者の非正規雇用が増える世の中、世のためになる雇用機会は産業としての医療ととらえることで、市場を世界に広げることも可能だし、全県に飛行場を有する我が国に、地方活性化もかねて、人口減少県では「安全・快適医療」で世界から患者を呼び込む病院を核とした町おこしにも役立つだろうと、今日の病院の待ち時間につまらぬことを思った。

 その待ち時間ができたのは、先日の股間にできた虫刺されが原因だった。虫刺され=キンカン は幼少期に刷り込まれた反射行動を起こし、それがそもそもの原因だった。昨夜は腫れ物に痛みが加わり、とても虫刺されでは済まないと思った。すぐに皮膚科の医者をNetで検索した。近所には見当たらず、小手指駅前と西所沢駅が引っかかった。これまで我が家では皮膚科にかかったことがなく、医院の評判は知らなかった。カミサンのサークル仲間では西所沢のB皮膚科が、古くからの医者として地元では評判との噂であるとの情報を得た。小手指のO病院はNetで先生の経歴が出ていて、マムシ、サソリ、虫刺されには経歴が生かされていそうなので、その病院を第一候補にしたが、Netでは本日休診となっていた。仕方なくB皮膚科と思いNetを開くと本日午前中のみ、またNet上ではすごく混む病院で8時半開院なのだが6時に診察順番券が配られるとあった。しかも明日は休診ということで、慌てたが時間は7時になっていたので、急いで支度しねん挫の痛みが残る足を引きずり、7時44分の電車で西所沢駅に、B病院には8時に着いたがなんと7月3日から7月7日まで休診とマジックで書かれた張り紙が張ってあった。「ふざけるな、Netにはでてなかったゾおー!!!」と思い帰宅し、再度Netを開くと当病院の公式Hpはなかった。今どき公式Hpも開かずにいること自体この病院は「古い体質」でこれすらできない体質に疑問を持った。

 ねん挫の足を引きずり帰宅し、思案した。明日まで待って、O医院に行くかと思ったが、皮膚科の診療科目はないが、先日のねん挫でもお世話になり、2か月ごとの腎臓でもお世話になっている近所のM病院に電話を入れた。病状を話すと、電話口の受付の女性が、先生とやりとりしている様子が伝わり、外科の先生が見ていただけることになった。

 すぐに病院に行くとさほど待たずに呼び出しを受け、診察台に寝かされ股間の腫れを観るなり腫れの大きさに驚かれ「原因はともあれ、現状はばい菌で化膿し膿で膨らんだ状態です。とりあえずは膿をとりだします。」と言って注射器で吸い取ろうとしたが、異臭がきつく、先生はすぐにマスクをして分量が注射器ではもたないと切開して膿を押し出した。大量の膿が出た。そのあと患部を消毒して、先生の治療は終了し、そのあと化膿止めの点滴を受けるよう指示された。点滴は、点滴場所が混んでまたされたが、トータルでの待ち時間が少なくありがたかった。明日の予約を取って帰宅したが、結果オーライの一日だったが、Netを開くと株価の下落、自民単独過半数、憲法改正化の文字が目に入る。これまた英国のEU離脱同様「おろかな選択」の禍根を残すことにならないか。

2016年はCameron,Abe,Trump 日米英の三人の保守政治屋は、ネズミを捕らない猫=仕事のできない政治屋、大口たたきのCATとして歴史に名を刻むことになるのは確実だろうか? FBIがヒラリー攻撃をこの時期に開始してきたのも何かうさん臭い気がする。


 



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