とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

震災後の初出勤 

2011年03月14日 | 地震
 昨夜、自社のネットを見ると様子がおかしい。商売のサービスが動かない。
 月曜日の西武線のダイヤを見ると、運休となっていた。そんなわけで出勤は諦めていたがサービスの停止の回復がどうなるかを心配した。
 早朝、5時に目覚める。TBSラジオを付けると、三陸・気仙沼出身の生島ヒロシの沈痛な震災被害のニュースが流れた。そのうち交通情報のアナウンスが西武線は本数の間引きはあるものの全線運行とのことで、出勤準備をした。運良く小手指始発のいつもの時間7:31分の準急に乗れた。いつもどおり先頭に座れたが、間引き運転のため、混雑はハンパでなかった。
 池袋にいつもより30分ぐらいの遅れで到着。乗り換えた地下鉄丸之内線はホームが人で溢れていた。45分の遅刻でたどり着いた会社の出勤者はまばらだった。
 Netサービスの復旧のため電話連絡をとったが、携帯はつながらず、固定電話はKDDIからNTTへはこれまた繋がらず、結局ビルの公衆電話を使おうとしたがテレフォンカードのみの使用。事務所に戻りカードを借りて連絡をとる。
 出勤の目的が解決したが、本来の仕事は何も出来ずに、帰りの経路が心配になった。Netで調べると、小手指までは16:00までで、その後は21:00との表記。会社を15:00に出て途中混雑で15:30分に池袋到着。がしかしホームの行き先表示はすべて練馬高野台。
駅員が拡声器で、東電の指示で繰り上げで運行区間の短縮を行ったとのこと。
 行きも帰りも東電の節電計画の朝礼暮改に振り回された。肝腎の小手指行は21:00以降しか無いのだ。これから5時間どうするとiPadを取り出した。震災当日の池袋からのバス使用は失敗だったので、今度は新宿からのバスの乗り継ぎを試みるべくiPadを開きながら山手線に乗った。
 中央線で武蔵小金井に出ると西武バスで清瀬か小平に出られることを知ったが、小平からは先がない。清瀬からは所沢行がある。
中央線の快速立川行きに乗った。サラリーマン姿が多く、皆早退組と判った。15分待で清瀬行きのバスが来た。始発で超満員。
順調に35分で清瀬に到着、清瀬ー所沢線は途中昨年オフクロが入院した病院の停留所を通り順調だったがすぐに動かなくなった。片道1車線の道路が車で埋まり人の歩く速度以下になった。原因はガソリンスタンドに入る車が駐車して道路を塞いでいたのだ。結局清瀬ー所沢間、電車であれば10分弱、通常のバスであればせいぜい30分が2時間弱かかってしまった。
 怒りは所沢警察だ。先般カミサンがいつも通る交番の前で一度の注意も受けたことがない、横断歩道での徐行停止を隠れていたパトカーに一時停止違反だと検挙、罰金を食らったが、ガソリンスタンド前での駐車で交通渋滞を引き起こしているのにも拘わらず放置している怠慢はなんなのだ。三陸では献身的な作業をしているのに、所沢ではパトカーの中でタバコをふかし、職権犯罪を作っていることに怒りが復活した。
 そんなこんなで、震災後の初出勤は、神保町ー所沢ー自宅4時間半の帰宅だった。
 しかしながら帰宅して見たTVの震災体験者に比べれば、今日の私の出来事は、ゴミ見たいものに過ぎなかった。


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1 コメント

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生島ヒロシ (地震カミナリ火事オヤジ)
2011-03-15 06:31:11
仙台に生島ヒロシの妹さんがいて安否不明のまま

朝のなま放送で泣いて妹さんを言う

避難していて単に連絡できないのみか

被害者なのか

南三陸町長の例もある
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