とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ピョートル・アンデルシェフスキを所沢ミューズで聴く

2011年05月22日 | 所沢ミューズ


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今年の所沢ミューズの企画コンサート「J.Sバッハと出会う至福のとき BACH×3」の2回目のコンサートに行った。家を出ると土砂降りの雨。

 会場のミューズ アークホールに着くと客足の出足は悪い。開演時間が来ても、今回は1-2階席の販売で3階席は最初から販売なしだが、それでも半分の入だ。
期待の若手と言うよりは実力派の中堅と言うべきだろうピアニストのBACHプログラムだが残念な入だ。私も噂は聴いていたものの、今回はじめて接するピアニストだった。
 今回は、好きなBACHだけに期待して出かけた。
 最初の曲はイギリス組曲 No.5
 エネルギッシュな打鍵、音が鋭く響く、バッハの音ではないと思った。この日はミューズで久しぶりにYAMAHAのピアノだった。響きが大きくスケールの大きなバッハだが私には馴染めない。あっと言う間に5番が終了した感じだ。空いていることを幸いに席を移動して後ろに下がった。フランス組曲 No.5 心地良いしかも多彩な色彩感のあるバッハが響く、席のせいだったのだろうか。今度は心地良いバッハが響く。すごく気にいった。すばらしいバッハが響く。それにしても音色は多彩だ。前半終了。
 後半はイギリス組曲No.6 相変わらず心地良い色彩感のあるバッハは続いた。昨年の暮に聴いたリフシッツよりは音色は好ましいと思った。時間がたつのが早かった。もう少しバッハが聞きたかった。アンコールに期待したが、アンコールはシューマンだった。

 今年の1番期待していたミューズの企画シリーズは、コレギウム・ボカーレの公演中止で、今日で終了となった。
 
ミューズの土日のコンサートはマチネーにすべきではと思う。できるだけ上質の演奏はより多く、中高生をはじめとする学生に聴かせてあげたいと思うのだが。学生割引、家族割引等もっと誘客努力をするべきではないだろうかと思う。
 


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