とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

仕事旅 鹿児島ー熊本

2011年11月20日 | 仕事旅&グルメ
 週末は鹿児島、熊本の仕事旅だった。
朝食抜きで起きると直ぐ、カミサンの送りで小手指駅に、何しろ羽田から目的地までより、我が家から羽田までのが、たどり着くまでの障害が多いため、1時間前後の余裕を飛行機の場合はみている。
 この日はほぼ予定どおりに着いた。
 飛行機はこれ又満席。このところ乗る飛行機は満席が続く。団体が乗り込んできた。**信用金庫の一行だった。積立旅行会だろう、お年寄りそれも圧倒的に女性が多い。
 久しぶりの鹿児島便に乗った。木曜日は晴れだったので湘南海岸、箱根、富士山、赤石岳、乗鞍と眺望を楽しみ、紀伊半島上空では眼下に今年の豪雨での生々しい傷跡を眺め、室戸岬、足摺岬を確認した所で、寝込んでしまった。肝腎の霧島も桜島?(見えるのか?)を確認しないまま着陸した。朝の寝不足がこたえたのか、リムジンに乗り込むや直ぐに寝てしまい、鹿児島中央駅に着き起こされた。
 昼飯探しをしたが、時間がなく駅の地下街に行った。昼時で混んでいた。やむなく空いていたとんかつ屋に入った。直ぐできるものを注文したら、1番高い黒豚の盛り合わせ1600円を指定された。出てきた器は良いが、待たされ、味は神田とんかついもやの750円との差は感じられなかった。黒豚でも白豚でも出てきた味が勝負だろう。仕事を終え、息子に頼まれた焼酎を探しに山形屋へ行った。
ここでも、宇佐美も魔王も在庫は無く、定員にお任せで鹿児島限定焼酎を買い、3本までが同一送料ということで3本買って宅急便で送った。我が「定説」は市電の走る街はおいしい街。本来ならば昼飯の挽回の為鹿児島で夕食を取りたかったが、時間が無く鹿児島では泊まらず、九州新幹線にはじめてのってその日に熊本に入った。 
 しかし「撮り鉄」人間ではないが鹿児島市内を走る市電は個性的で、楽しそうな市電が走っていた。市電の走る風景が素敵な街だと思った。




 初めて九州新幹線に乗った。普通指定席が4列席でゆとりがありしかも電源付きだった。しかし東北新幹線よろしくトンネルが多く風景は楽しめなかった。「さくら」は停車駅は川内だけで1時間足らずで熊本だった。ホームを出るとまだ熊本駅は整備されておらず食事をする気の利いたお店もなく駅を出ると駅前は暗く殺風景だった。
 取り敢えずはホテルのチェックインをしようと駅前から市電に乗った。熊本も市電の走る街なのだ。
 正直疲れていたので、夕食はホテル近くのデパ食にと「県民百貨店」に行った食堂街で熊本料理店を探したがなかった。止む得ず寿司屋に入った。「炙り寿司」なるものを初めて知った。熊本名物と勝手に思い込み注文した。生で食べれるものをわざわざ火に晒し食うか疑問に思い、それを甘い醤油につけて食べるのに抵抗感があった。帰宅後カミサンに炙り寿司の話をすると、「回転寿司に行けば何処でもあるよ」と言われていしまい知らなかったことがショックだった。寿司も日々進化?しているのだ。
 口直しに天草産のシマアジ、と好きな穴子のにぎりを注文したが、全てに甘かった。江戸っ子の口には醤油の甘さは抵抗感がある。
 翌日熊本は天気予報どおり雨になった。

 
 朝1番の訪問先は熊本城が直ぐそばだった。雨の中市電を乗継市内を回った。昼飯は午後一番の訪問先を考え鶴屋のデパ食にした。江戸前 藪蕎麦にひかれて蕎麦屋に入った。何とそこに大好物の牡蠣そばがあった。即注文したが、出てきた牡蠣蕎麦は、盛岡の牡蠣蕎麦と違い、牡蠣をコマ油で炒めてあり牡蠣の香りがごまで消されてしまった味だった。又そば汁も牡蠣のだし汁よりはごまの味がまさり牡蠣本来の良さが失われてしまった気がした。
 最終訪問先は空港近くの工業団地内の為、一旦リムジンで空港に行き荷物をコインロッカーに預けようとしたが、空港は改装中でコインロッカー探しに手間取り、アポの時間が気になった。
 空港でタクシーに乗り行き先を告げると、露骨に嫌な顔をされ、「場所は知らないので、案内しろ」と乗ってから言われた。「初めて行先を案内できるわきゃないだろう。プロなんだからカーナビ備えろ」と怒鳴りたかったが、幸い手元にGoogle Mapのプリントアウトがあり渡したが、何度も路を間違えた。
 帰りは訪問先でタクシーを手配してくれたが、迎車料金が加味された帰りの運賃のほうが安いのには行きに乗ったタクシーに腹が立った。
 帰り便も満席で、しかもダブルブッキングのため、翌日1番便に変更すれば3万円プラス宿泊代を出すとのアナウンスに心揺らいだが、予定道理の便に乗り帰宅した。
 空港で買った「馬刺し」100g2000円を今日食べたが、息子も旨いと喜んだが、量と値段を秤にかければ、我が勤務先近くの「みますや」での量よりは高いかもしれぬが、森下の「みのや」の量を考えれば安い買い物とも思った。
 とにかく成果の出ない出張は疲れの貯まる仕事旅になる。




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