とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

Mozart 生誕250年 記念コンサート 

2006年09月16日 | クラシックDVD
今年のNHKは期待していた。NHKのBs HiとBs2のMozart特集はこれまでも過去の再放送を含めいくつかのオペラを録画してきた。先般1月27日の生誕記念コンサートをBsHiでOn Airされたのを録画した。ダニエル・ハーディングの7月のガラコンサートと比べ、生誕記念コンサートのプロミングのすばらしさと出演者の出来のすばらしさに2時間半があっと言う間に過ぎてしまった。オープニングから内田光子のK.503のコンチェルトは彼女のステージ衣装同様輝いていた。この日の演奏はこの曲のベストと思っていたK.ザンデルリンクの引退記念コンサートよりもすばらしいと思った。ウィーンフィルのソロパートとの掛け合いがことのほか美しく軽快なテンポで進んですばらしい幕開けになっていた。続くバルトリ、光子そしてオケとのK.505のコンサートアリアもすばらしく、この演奏は別に述べたい。前半最後のバイオリンとビオラのための協奏交響曲。この曲の2楽章のメロディーはMozartの中で一番美しいと思っているが、いままで聞いた中でこのときのバシュメットのビオラは特に美しいと思った。これもまたどこかで取り上げたいと思う。前半だけで、美味いフレンチと中華、それに前沢牛のすき焼きを食べたようで、これ以上は食べられない状況になった。正直印象に残っていないので改めて見直すつもりだ。とにかく満腹感の幸せを感じた。 


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