ボランティアとして環境調査に参加して

　ど素人の私にできることは、写真を撮って、時間と場所を記録すること。そんな思いで調査地に出かけた。時期が時期だけに、そうたやすく写真に収まる発見は難しい。そんなことで予定の調査地を歩き戻ると、道端の枯れ木からから音がする。

中で何かが樹を削る音がした。見上げるとキツツキの入り口があった。とりあえずは残った調査地に出向きもどると枯れ木の前の木にアオゲラがいた。すぐに自転車が近づきアオゲラは飛び去った。離れた場所でしばらく観察すると中からアオゲラのオスが首を出した。中を掘っていたのはアオゲラで、新居づくりだったのだ。それにしてはあまり環境は良くない、人の通りが多く、また犬の散歩コースで、この枯れ木の場所はワンちゃんの公衆トイレの場所だ。

子育てにも高さと言い、場所と言いアオダイショウには美味しい場所だ。何か環境調査よりもアオゲラの今後の動向調査が必要に感じた。