オールブラックスの連勝が17で止まったことはニュースだが、負けなかった。12-12の引き分けだが、どちらもトライなししかもオールブラックスは途中2人がシンビンを受け退場、両チーム血だらけになった選手が何人出たのだろう、乱闘ではないが選手同士の衝突はコンディションの悪さが要因だ。 原因は明らかで、あまりにも雨によるグランドコンディションが悪すぎた。滑って、転んで、ぶつかって。とにかく荒れた試合だった。したがってこれぞラグビーと思えるシーンが見られなかったのは残念だった。
試合は終始ワラビーズが押していた。雨を意識して短いパスをつないで、確実に前に出ていた。それに反し、オールブラックスは10番司令塔のカーター欠場で、もっともスーパーラグビーの決勝戦では生彩を欠いていたが、先発がクルーデンだったが、キックの精度が決まらず、むしろ彼のキックから再三ピンチを招いていたが後半途中交代したものの、司令塔のないオールブラックスは攻撃がちぐはぐで、8番キアラン・リードのナイスセーブのシーンが多かった。
その中ではスーパーラグビーで優勝したワラタスのけん引力となったフーパー、ファラウの両選手の動きが光っていた。しかしこれまた肝心のところでフーバーはポカミスで勝てた試合を落とした。しかしファラウの動きは開始早々衝突で血だらけになりながらも、抜群の運動神経を見せてくれた。密集を抜け出す身のこなしと言い、コースをつく瞬発力と言い、ランニングラグビーの醍醐味を最悪のコンデションの中で披露してくれた。
いよいよトップリーグがもうすぐ始まるが、2019年に向けては、ぶつかるラグビーから「走るラグビー」へ発展、展開してほしいと願うのだが。
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