とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

プリンターのインキ

2014年08月21日 | Weblog

 さすが35度になると、出かける気力がなえる。また期待したオオタカの巣立ちもなぜか狭山湖で私は確認できていない。そんなわけもありここ2,3日は家に引きこもりエアコンをつけぱなしで、NHKの音楽番組を撮りだめした録画のとりくずしと整理をしている。

 その際DVDに直接データの印刷をすることにした。コンサートの日時、演奏者名、演奏場所等その際市販品のように仕上げようとデザイン、レイアウトも考えると結構手間暇かかり1枚仕上げるのに時間がかかる。それに結構インキの消費量が大きいのだ。これまでもプリンターはエプソンなのだが、インクを在庫で持つとプリンターがなぜか故障し、サービスに問い合わせると、修理代より新品を購入したほうが安くつくとなって、買い換えてきた。しかし買い替えの度にインクも変わり、在庫のインクを無駄にしてきた。現在のPN960にしたときに在庫を持たないようにしたのだが、6色インクの1つでも切れると黒色だけ利用したくても動かなくなってしまうことから、Amazonを利用するようになった。

 その際Amazonの互換インクの値段の安さが不安だった。プリンターの主目的が「写真」だったからだ。しかしDVDへのデータ印字には支障がないだろうと注文すると、純正品に比べ消耗が早いが特に問題はなかった。翌々日に届きしかも純正品が5000円するのに比べ送料込みで346円の価格差は、いかにプリンター商法といえども純正品価格は度が過ぎると思った。

 そんな折DVDへのデータ印字を最初は文字印字主体だったが、凝りだして、画像も入れだした途端、インクの消費がUPしてシアンとイエローが切れてしまった。在庫を持たないことに決めたことから、単品をまたAmazonに注文した。セット注文した先とは業者が異なり、単品価格がセット単品と3倍の開きが生じるが輸送代負担とすれは当然で、納得の範囲だがむしろ品質比べの意味で先のセット注文先とは違う先に個別発注してみた。Amazonからはどちらも中3日でのお届けメールが来た。

 中1日と3日差は正直ユーザー心理としては大きく、正直困った。すぐに近所の家電量販店に駆け込んだが互換品のセットはあったが単品はなくセット価格もAmazonと5倍の開きだった。すぐに隣の百円ショップを覗いた。あった。すぐにレジに行くと「これは100円ではなく200円ですがよろしいですか」と言われ承諾した。家に帰りすぐに取り掛かったが、プリンターは動かずメッセージ。「認識しません」。調べると購入したイエローが、同じところに置かれていたが、サイズが同じでも型番が違い認識しなかった。結局プリンターは使用できず、中3日後にAmazonから郵送されてきた品でやっとプリントが再開された。

 再開すると、百円ショップで購入したしたものは、インク充填メッセージが消えると残量メーター表示がすでに3分の2までに減っていた。Amazonのセット品は埼玉の日高市の配送センターから送られてきたが単品はどちら岐阜からだった。

 私の周りの人の中にはAmazon商法を批判する人もいるし、フランスでは本屋さんが、フランス文化を破壊するものとして法規制を求める運動を起こしているが、それでも私はAmazonを支持する。Amazonが作り上げたシステムを支持した投資家の凄さとその投資家を説得した経営者には敬服する。日本では生まれない企業だと思った。日本経済絶頂期は、マスコミは電子立国をはやし立て、つかの間のバブルで踊ったが、そこにいたのは目先の利益と自らの保身に明け暮れた経営者だけだった。ベンチャーの芽を自らが摘み取って、目先の個別商品の利益を追い求め、商品をシステムとしてとらえることのできなかった経営者が、この国のベンチャーを殺して行ったのだろう。また当時Amazonのような流通システムがあったら、成り立っていたベンチャー企業をみてきた。販路、流通が作れずに敗退していった姿だった。

 

 

 

 

 



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