とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

老老介護ドタバタ劇 続編

2010年05月16日 | Weblog
 このところ週末は、オフクロの介護の問題でドタバタ劇を演じている。先月所沢の病院に入院中に介護認定の変更申請をしたが、その結果の新たな介護保険証が送られてきた。当方としては「要介護2」を前提に有料老人ホーム探しをし、それを前提に契約を進めてきたが思いもよらぬ「要介護4」の認定が出た。
試験入所中の老人ホームからは、肝硬変を原因とする足のむくみの改善が見られないことから、提携病院との治療をするために前病院の治療引継ぎの情報提供を求められ、土曜日に要請していた大宮の病院に取りに行き、その足で試験入所しているホームに届けがてらオフクロを見舞った。
 相変わらずホームにはなじめず、「自宅に戻りたい」としきりにホームに入れたと非難された。食事制限も投薬もすべてが気に入らず、「老い先短いのだから、好きなものを食べさせろ」と悪態をつかれ、86歳にして入れ歯なしの食欲で「固焼きの旨い煎餅を買ってきてほしい。旨いアイスクリームが食べたい。」大好物のカツサンドが禁止された代替物を要求された。
 今日日曜日はホームとの正式な契約のため「固焼き煎餅」と「アイスクリーム」を持ってホームに行った。デパートで固焼き煎餅を探したが、老齢化と硬い食物の敬遠される世の風潮に上品な薄焼き煎餅はあるものの「固焼き」はなかった。仕方なしに老舗の煎餅を持参したが事情を話し浅草に行ったときに買ってくるとことで納得してもらった。
契約が終わりオフクロの部屋に戻ると不在でラウンジで大正琴を弾いて入所者に聞かせていた。自分の意識と体の自由が利かないギャアプのストレスで当方に当るが、好きな音楽と映画があれば少しは解消されるので、要求にこたえるために、オペラのDVDとプレイヤーを早急に用意することになった。


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