とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

オフクロの介護の帰りにみた「満州国 建国80周年記念号」の文字

2012年03月17日 | Weblog
 今日はオフクロの通院の付き添いで、何時もどおり、大宮の入所している老人ホームに1時間半をかけ迎えに行き、タクシーで病院に運び、予約時間通りに着いたものの、40分待で5分間の診察を受け、20分待で会計を済まし300円の診察料を払い、またタクシーでオフクロをホームに送り、また1時間半を掛け帰宅した。交通費は往復5千円超。ただし薬代は別途7000円ほどの請求が来る。
 正直老人医療保険の1割負担の恩恵をうけありがたいと思っている。しかし老人ホームに戻ると、そこで働く介護士さんの労働と給料を考えると、今時改正で、公的負担の軽減に比し老人ホームヘの人件費補助が削減されるとのこと聞くとやりきれない気持ちになった。
 正直当事者としては負担増は堪えるが、それよりも高齢化社会・年金問題・税収不足は何年も前からわかりきっていた事を抜本的な問題には手を付けずに「その場限りの先送り」に終始してきた政治屋に怒りがこみ上がる。
 今の政治屋の半分は不要だ。すぐにでも「Net」選挙を実施すべきだ。正直に言わせてもらえれば「Net]の操作すらができない人に今後の世の中の方向性の判断は出来なでしょう。判断できない人に選ばれた政治屋が問題解決能力があるとは思えない。「Net」操作ができないひとは昔の「読み書き」できない人にひとしいし、どこぞの政党は寝たきり老人を車に乗せてまで投票に駆り立てて票集めをしているそんな政党に明日は任せられないだろう。

 帰りに本屋に立ち寄ると、雑誌棚に「満州国 建国80周年記念号」と称して2種類のグラフ誌が置いてあった。宣伝文句には「思い出の満州」の文字が見えた。
 正直違和感を覚えた。「愛国心をもて」、と声高にいいはるつもりはさらさら無いが、日の丸掲揚、国歌斉唱を掲げる教育が、あまりにも「自国の歴史」教育がお粗末なのはどういう事だろう。ことに明治以降の近代史はNHKと「坂の上の雲」が「日本近代正史」をなすのは私の思い過ごしだろうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿