水戸で出会った蕎麦屋

金曜日仕事で水戸に行った。これまでも何回も言っているが、正直昼飯に満足感を得られたことはなかった。
東京でも茨城産の蕎麦粉は老舗蕎麦屋の御用達でもあり結構な評価だが、これまで水戸で食べた蕎麦屋は、東京の出前蕎麦屋の味と変わらない機械打の蕎麦だった。
今回は捜す時間もないことから安全牌のデパートの食堂を選択した。すると１階に藍染めののれんが下りたレストランを見つけた。近づくと造り酒屋経営の蕎麦屋？だった。
中はショットバーの雰囲気の場所、カウンター席、そしてレストランムードの席に別れ、カウンターに案内された。
チラシには　酒蔵の蕎麦　酒＋蕎麦　な嘉屋となっており、私が鴨せいろと注文すると、「鴨と焼葱のつけ汁そば」と訂正されお一人様単品とコールされてしまった。
洒落た器に盛られてきた、厚手の鴨の切り身３枚と熱々の焼き葱、そして蕎麦つゆに少しとろみを入れこれまでに味わったことのない鴨せいろだった。１２８０円は合格点だ。
次回は帰りに立ち寄り、日本酒と蕎麦でいきたいとカミサンの監視外で禁酒を破りたい誘惑に駆られた。


茨城県は県の魅力度ワースト１だそうだ。駅前の水戸黄門の銅像も、キオスクの水戸納豆も「魅力」の向上には寄与してないのか。
そういえば音楽に関しては、水戸芸術館と水戸室内オーケストラはどうなっているのだろう。最近ニュースを聞かなくなったのだが。訪問先に少し回り道で芸術館の前を通った。