とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

バーンスタインのブラームスの交響曲2番、4番

2008年08月27日 | クラシックCD
「タングルウッドのバーンスタイン」
・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.72
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
 ボストン交響楽団
 レナード・バーンスタイン
 収録:1972年8月、タングルウッド
 監督:ハンフリー・バートン
タングルウッドのLIVEということで、レニーの燃える演奏を期待し購入したが、録音環境、映像の条件が厳しいことと、10年後ウィーンフィルと再録画したものと比較ではこの間の技術進歩の差は歴然だった。
ボストンとの演奏は差ほど違和感を感じないどころか期待したとおりに燃えたえんそうだが、音も映像も記録の域を出ていない。これは致命的で、残された歴史的価値が問われるが、10年後のウィーンとのDVDがあればレニーの実演姿は十分だ。
また映像的にはボストンの団員の水色スーツはなぜかパーシーフェイス楽団のイメージで目障りな色合いすら感じる。
ボーナストラックのタングルウッドのレニー自身の回想も、たばこの吸い殻の投げ捨てシーンもあり興ざめだった。
NHK BSHiでのカラヤンの過去の録画をハイビジョンに焼き直したのを見ると、この映像もそれなりの技術でよみがえらして欲しかった。


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