快晴とあって狭山湖には大勢の人が訪れていた。湖面側にはカモの群れが、堤防側には通り過ぎたといわれた鳥さんの第二弾が入ったとのことで駆け付けた人たちがいた。結果は現れなかったが、ホオアカが代役を務めてくれた。
お昼で少年野球の子供たちがいなくなったのを見計らって、グランドにチョウゲンボウが来た。
お昼を過ぎると、続々人が集まってきた。入間の航空自衛隊基地での航空ショーのためだ。狭山丘陵に越してきて27年になるが、これまで米軍横田基地も自衛隊入間基地も訪れたことはない。それには他意はなくあまりの人出に躊躇しているだけだ。ただ入間のブルーインパルスの飛行だけならば、狭山湖の堤防からの見物がいいよと教えられ、今日は開始時間を待った。1964年の東京オリンピックを思い出し5色の彩を期待したが、出てきた色は白1色だけだった。
聞けばとある市民団体?が、「空の空気を汚す」と抗議したそうだ。抗議したほうもどうかと思うがそれをすんなり受け入れた防衛省のお役人に本当に国を守る気概が感じられない。私はシンゾウ君のでたらめな法解釈論を支持するものでもなければ、非武装中立論者でもない。防衛省の制服組は、最小の国民負担で最大の効果を上げるべき日頃の訓練を行う義務者であり、背広組はその成果を目で見えるように国民に示し、有事の際に迅速に国民の支持支援を受け入れられる体制を作るのが任務だろう。 防衛省が入間の航空ショーの抗議を受け入れたことは、自らが、サーカスの曲芸飛行と同一視していることと変わりがないではないか?。
スイスの国防軍の航空ショーが有名だが、国民の前で実弾射撃の成功率までも公開しているのに比べ、ショーがショーのままお祭り騒ぎで終わっているのが、70年間の平和?のおかげなのか。入間の航空ショーを文化のの日に最初に実施した基地司令官の歴史認識に改めて敬服する。 「ノーベル賞は戦争で得た富がもととなり、科学の発展は戦争により進展した」ことを考えれば、今ある文化は「戦争により作られたものと戦争に耐ええたもの」によって成り立っている。その意味では「文化の日」は本来「戦争を考える」日なのだろう。
ちなみにブルーインパルスの、暦年の飛行採点簿はあるのだろうか、私の写真からは1機必ず、ずれて飛行している写真になっている。
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