私の属する田んぼの会が山口の自然に親しむ会との共催で今年もブースを出した。昨日は市長、地元選出の国会議員等もブースに立ち寄ったが、どれだけ菩提樹周辺の自然環境を理解してくれたかは疑問だ。ブースでは2009年の田んぼの会の1年間の記録ビデオを流したが、当時おしめをしていた子供が、今では小学生として、それこそ大人に交じって田んぼの作業をしているしその当時は幼稚園に通っていたお兄ちゃんは今では大人顔負けの作業をしてくれている。よそ様の子供たちだがその知識の吸収力に驚かされるとともに、3.11以降の放射能騒動の影響か?当時のビデをに写る子供の数に比べ今年の写真に写る子供の数の少なさに改めて驚いた。福島以降禁止された落ち葉の堆肥作りも復活させるが、子供たちの声が増えるかは疑問だ。ボランティア活動だけに参加者の自主性が第一で、活動が楽しいことが前提だが、それを阻害する外野の声が大きくなってきたことも事実だ。そして会を去った人がいるのも事実だ。
2009年のビデオに写っていた笑顔で楽しいんでいる子供たちの姿と今年の写真に写る子供たちの笑顔には変化はない。ある人から「遊びでやっているお前なんぞ、消えろ」と罵倒されたが、遊びだから楽しいのだし、これを仕事と思ったら、今の時代に昭和時代の、道具でそれこそ手作り稲作なんぞ仕事として成り立たない。もともとの趣旨は、自然環境をボランティアで維持することを罵倒した人物が理解していない。今では居直っているが、世の中には多様な人間がいるのも事実で、ボラティアの活動は、「自己責任でできる範囲を無理なく実行する」が基本だと思う。それでも今は活動を立ち上げたリーダーの人たちの負担が大きくなっていることからも、できるだけことは進んで引き受けていきたいと思うこの頃です。
少子高齢化の世の中、文化祭は展示側も、見物側も高齢者が多数派だ。だが私たちのブースの隣は地区小学校各校の生徒展示物が飾られ、見物者もおじいちゃん・おばあちゃんとお孫さんの姿も多数見受けられた。
その意味では、両者にはわれらがブースは好位置にあったのだが、個人的な感想としては、「ボランティア活動参加の呼びかけ」としては展示の内容の効果が薄かった。参加の呼びかけビラ、年間の活動予定スケジュール表ぐらいあってもよかったのかなと思ったりもしている。
菩提樹田んぼの会のブログがあります。ブログを見て興味のある方は是非とも一度体験してみてはいかがでしょうか。
おっくっぽのブログ
http://bodaiigitannbo.cocolog-nifty.com/blog/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます