とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

四十九日法要と秋葉原事件

2008年06月08日 | Weblog
今日父の四十九日法要を行った。親戚のみでの法要だが、天気がきになっていたが幸い雨に降られず告別式の快晴、梅雨の合間の薄日さす四十九日と死んでまで家族に気を使ってくれたのかと父に感謝。
「儀式」と割り切ればそれまでだが、母の希望で新たな仏壇を購入し、仏壇のご本尊に魂を入れ込むとし、墓に持参した。手彫りのお釈迦様像を墓前に位牌と並べ行った。その前に納骨を行ったのだが、公園墓地の企画化された墓地には、今回父の好きだった備前焼の骨壺が規格外で納骨棚に収まらなかったのは少し焦ってしまった。息子は、お墓の永代使用料を知り、新宿の地価並みに驚くとともにあきれていたが、確実に高齢化の進行は葬祭マーケットの拡大を示していた。霊園の駐車場も法要の会席場も満員だった。
帰宅しTVスイッチを入れたら、秋葉原交差点での無差別殺人の画像が飛び込んだ。たぶん父の四十九日がなければ、パソコンソフトを検討していたので行っていたはずだった。父の法要でのつかれもすっ飛んだ驚きだった。
最近の「死」の扱いが「劇画的」でバーチャル化され、被害者の「痛み」「無念さ」が飛んでしまって「バーチャル化された加害者」がクローズアップされているような報道が多すぎる気がしてならない。
また「隣に住むキチガイ」の犯罪が増えているような気がするが、事実はどうなのだろうか、また事実ならその原因は何なのかを解明する責任が精神鑑定を生業にする者にはあるはずだ。せめてこの裁判には馬鹿げた精神鑑定で無罪判決はなしにしてほしい。静岡でレンタカーを借り地図を頼りに秋葉まで人殺しを目的に来ること自体が異常だが、それをやり遂げた意識は間違いなく正常だったはずだ。
精神鑑定でこの犯罪の何を裁くのか、精神鑑定家の精神状況を知りたい。

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1 コメント

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お疲れ様です。 (備前焼 後楽窯)
2008-06-09 12:17:26
寂しくなりましたね。 頑張って下さい。 私は岡山市内で備前焼頑張ってます。 よろしくお願いします。
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