とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

震災後の3連休「ふるさと納税」制度を考える

2011年03月21日 | 地震
 初日 正直通勤疲れがドット出た。年を感じる。何もせず家で過ごす。TVも余り見ずに過ごした。

 日曜日、娘が転勤がきまり、浜松から東京に戻ることに成り、娘にたのまれた仕事をカミサンと行うため、娘のマンションの様子を見に行った。ガソリンの節約もあり、自宅から小手指駅までバスをと思ったが、電力事情から間引き運行とのことで、1時間に2本、となっていた。災害時の時こそ公共機関だろうと思ったが、無いものは無い。たまたま通りかかったタクシーにのる。
 運転手にこの間の停電の影響と道路状況を聞くと、実車率は上がったが、渋滞で稼ぎはそれほど出ないとのこと。むしろ警察の渋滞対策の対応の不味さを興奮して話された。最後には、東電の役員住宅は原子炉2号機と3号機の間に建てて住むべきで、自ら安全性を示すべきだとまくし立てた。
 小手指から池袋、池袋から田町の山手線も平常にかわりない休日の風景だった。荷物があったことから、駅からマンションまでタクシーに乗った。海岸縁のマンションのため被害が気になったが、運転手の言葉は、揺れはすごかったが、芝浦自体は見たところ被害はなかったとのこと。TV画面の東北地方も、揺れによる損壊よりも津波の被害がほとんどだったようだ。
 マンションに着くと、普段の風景だった。自室に着くと、空屋だったこともありほぼ無傷だった。正直ホットした。ライフラインも完璧だった。むしろ計画停電除外地区(理由がわからない))ため、当分ここで暮らしたいと思ったほどだ。
 昼時になったので食事場所を探したが、田町駅周辺はビジネス街のためどこも休みで、駅近くの以前入った。十割そば「後楽」が営業中の立て札をだしていた。仕方無しにそこに入り、カミサンも私も「穴子天蕎麦」530円を注文。カミサンは530円で穴子天そばが食べれるだけで、文句の言いようが無いとの感想だった。納得。
 帰りは外回りの山手線で池袋へ、結局この日は山手線を1周した。
 小手指までは普段どおりに帰れたが、小手指から自宅までは、バス待で家にたどり着き、「笑点」をみた。

 今日は現在お昼時間だが、小手指は冷たい雨だ。「花粉症」には良いが被災地の方々には気の毒な寒い雨だろう。昨日、息子から義援金の話題が上がり、義援金に携わる人手、事務処理等を考えると、真水として使用できる「ふるさと納税」制度の活用が出来ないのかと質問された。正直「ふるさと納税」については、東京で生まれ育った私には「ふるさと」がないために関心はなかった。
しかし今住んでいる所沢も、考えて見れば、子供たちも学校は東京の学校に通い、現在は皆所沢に寝に帰るだけだ。意識としては埼玉県も所沢も、納税の恩恵はなにかと言われると、自動車税すらが、都内を走る量が多い中では見当たらない。
 その意味からすれば、被災地が復興するまで、自分の意志で選べる「ふるさと納税」の制度の利用は有りではないか。
 ただNet情報では、目的税=災害復旧 だけに使える税金としての納税がありうるかが難しそうだ。
 個人的な気持ちからすれば、埼玉県民、所沢市民意識の薄い私には、被災地で私の納税資金が使われて欲しいと思っている。
 
 
 


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