サモア 33-36 スコットランド
今日の試合は、スコットランドのキャプテン ダスティン・フォフマン(レイドロー)の的確な判断と自らのトライが勝利を導いた。半面終始試合を優勢に進めながら、冷静さに欠き、ペナルティーを量産し、選手をまとめられなかったキャプテンシーを欠いたのがサモアだった。試合の分かれ目はゴール前での判断だ。前半終了間際でのPGチャンスをあえてトライをねらい、失敗した判断が結果的にはPG1本分の敗北になった。それに反し、終始フォワードで劣勢を強いられたスコットランドは後半75分ダスティン・ホフマンはPGを狙わず勝利を決定づけた鮮やかなトライを決めた。この場面ではPGでの3点を与えてもトライを防ぐことを、意思統一すべきなのに強みのフォワードは簡単に球出しさせてしまった。そのあとすぐにサモアがトライをとっただけに、力では勝ったが、頭で負けた試合だった。結果的に、最終戦を待たずに、Japanの予選リーグ敗退が決定した。
Japanにとってはワールドカップ史上最高の試合をしたが、ここに出るチームは、PG1本パスミス1つの持つ重みを感じる試合を見せてくれる。
オーストラリア 15-6 ウェールズ
実力伯仲の試合はまさにPGの成功率が勝敗を決するが、この日の試合はオーストラリアのフォワードのがんばりだった。特にゴール前で2人のシンビンをだしなが10分間の攻撃に耐きったことが、この日の勝敗の分かれ目だった。それにしてもオーストラリアのトライゲッターファラウが精彩を欠いているのが、決勝トーナメントでの気がかりだが、ファラウの復調がなければスコットランドには勝てても先はないように思える。ウェールズvs南ア戦は順々決勝でのハイライトで私は南アが勝つと思うのだが掛け率の数字が気になる。
ここまでのNZの試合は見ていないが、結果からだと対戦相手に恵まれ王者の貫禄だが、死角はないのか?
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