とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

大学ラグビー 準決勝

2011年01月02日 | ラグビー
 今年の国立はわくわくする組み合わせだ。もちろん順当な組み合わせではある。
 今日はNHKが放送するとあって、J-Sportsとどっちで見るか迷ったが、さすが金をかけているNHKのほうがカメラアングルがよいのでNHKで見ることにした。

 帝京大36vs22東海大
 昨年の決勝戦の印象があり、密度の濃い試合を期待したが、東海大の木津のシンビンを含めペナルティーの多い荒れた試合に終わってしまった。帝京大の勝因は、1-2回戦の戦いでチームとしてのまとまりが非常によくなって、東海大の強力FWを封じ込めたことだ。今日の試合も帝京大7番吉田の動きとキャプテンシーが素晴らしかった。

 早大74vs10明大 
 14年ぶりの対決を楽しみにしていたが、いざ蓋を開けると「どうした明治」と叫びたくなる試合内容だった。この結果を予想した人はいただろうか。
 第二回戦後の両校の対応の結果がモロにでた試合だと思う。2回戦でFWに力負けした早稲田は明治のFW対策として厳しいタックルを徹底してきた。反面安易な試合運びで楽勝した明治は、そのままの気持ちでこの試合に望んだ。試合開始前の両校の選手の表情がその違いを表していた。
 試合開始早々に13番をケガで交代させられた不運はあるが、10番の山中、田村対決で見ればゲームメイクを考えた山中のキックと距離だけを考えた田村のキックの差がもろに試合の流れを変えてしまったといえる。後半はついこの間前の悪くて弱い明治がモロにでた。
 走らない、タックルしない、諦める「ダメ明治」に戻ってシマッタ。
 今日の早稲田は、認定トライこそゆるしたものの、これまで見られなかった、必殺タックルが随所に見られた。これが決勝戦で再現出来れば2年振りの「荒ぶる」が聴ける。

 
 


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