ラグビートップリーグ開幕 サントリー快勝

　いよいよ１２／１３シーズン、ラグビートップリーグ開幕。ラグビーWC 2019日本まで７年。客の入り、グランド確保。問題は山積み。正直開催できるのか疑問だらけ。今年のシーズンはまずは日本のラグビーがワールドカップに通用する試合ができることを示すことが第一だろう。
　サントリーvsNECは結果的にはサントリーの５Tで39－１５の圧勝で終わった。しかし前半はNECも検討していた。サントリーのデュプレア、小野の９－１０番に対して櫻井ー田村早明９－１０番コンビは互角に戦っていた。田村のキック判断の学生時代からの進歩が著しい。しかしながら後半累積ペナルティーでシンビンを食らってから、９－１０番の戦略が崩れ、サントリーに走り負けしてしまった。終わってみればボーナスポイントを与える５T負けだった。
　リストラ中の会社と世界市場拡大を進める企業力の差が選手層の厚さで後半に示された。サントリーは９－１０番を日和佐、トゥシ・ピシに変えた。この４人は世界で通用する９－１０番だ、これらを有するチームの圧力は他チームにも脅威だろう。それにしても贅沢な選手起用だ。