オフクロのお葬式 備忘録（４）

　１月１１日　お通夜
　西武ハイヤーに予め、15：45分に東光寺に必着でお願いした。自宅には13：45分に迎えにきてくれた。
　カミサンと息子の3人で乗る。娘とは東光寺で落ち合う。運転手は8日の西大宮病院へ行った運転手と同じ道を行き慈眼寺前から所沢街道に入り桜木町大栄橋を渡り東光寺に15：15分に着いた。料金は9260円。平日だったが途中裏道を走ったこともありほとんど信号待ちもなく慈眼寺、大栄橋間での信号待ちだけだった。さすがプロだと思った。
　早めに着いたが、すでに葬儀社の人たちは祭壇作りもほぼ出来上がっていた。すぐに葬儀社の人がオフクロの遺影写真を2種類持ってきた。そもそもオフクロの遺影は選択した写真は本来は採用しないものだろう。普段着で、帽子をかぶり、Vサインを作った、バラ園に行った時の写真だから、直近にも関わらず重病でもあったのに笑顔で料理と音楽が好きだったオフクロらしく明るいままの姿が良かった。
　背景を処理してばらの花で囲んでくれた処理も旨くできていた。
　祭壇は白菊だけでなく洋蘭のピンク、コチョウランのピンクも入れ、８８歳の年だが洋風の作りで、洋画と音楽の好きなバーさんらしい祭壇に出来上がった。
　娘も祭壇も遺影写真も「おばーちゃんらしい」といてくれた。娘と息子は、お坊さんに焼香の仕方を初め曹洞宗のことなど質問していた。
　その後親戚の人たちが集まり、皆「遺影写真も、祭壇もオフクロさんらしく華やかでいいよ」といってくれた。家族葬ということで親戚だけに連絡したが、オフクロが所属していた合唱団、また大正琴のグループの親しかった人たちと町内会の人たちが参列していただいた。
　お清めはお寺が寒かっただけに、温かい料理は箸が進んだが、冷えてしまったフライ類は大半が残ってしまった。
　19：30分　親父の時は私と息子がお寺に泊まったが、二人とも風邪気味であったことと、お寺の寒さは厳しいため、今回は線香はお寺さんにおまかせで、帰ることにした。途中娘を大宮駅前で降ろし、バイパスから埼玉大で浦所線に入り、大宮ー所沢の一般的な選択をした。思ったよりは連休前だが空いていた。　それでも2時間弱はかかった。10,880円