今日のこのBlogは大変気が重く、自責の念にかられてかいています。
観察会のはじめに、昼夜を問わず、狭山丘陵の自然保護に献身的ににとりくんでおられるMさんからの報告が知らされた。
金曜日の夜間にMさんが見回りに出たときに、大量の蛍を捕獲し逃走した男を発見したとのことで、今日の蛍の出は期待できないとの報告であった。
なぜ金曜日だったのかを考えると、わがブログである「菩提樹たんぼの会」で蛍観察会のお知らせをだしたことで、蛍の最盛期を知っての犯行に及んだのだろう。
カミサンからはブログが非難された。
環境指定地区にやっとのことで指定を受け、自然保護活動が環境大臣賞を受け法の網がかかった矢先のこの出来事は、蛍を捕獲した男は正に犯罪者・泥棒です。
菩提樹の蛍は狭山丘陵の固有種です。蛍が光るのは繁殖のためです。その蛍を盗むのは、次世代を断ち切ることです。
長年にかけて、水質改善、周辺整備で蛍の飛ぶ環境を作ってきたことを、おそらく蛍泥棒は知る由もないでしょう。
盗んだ蛍をどうするのでしょうか、きっと金目当てならば、平家蛍の商品価値は場末のキャバレーの「蛍まつり」の余興品でしょう。
夜店の子供相手の商品ならば「明かりの強い関西系源氏蛍」でしょう。
平家ボタルが夜店に出ていれば是非このブログを見られたかたは、情報の提供をお願いします。
そんなことで直前の雷雨の影響もあり、毎年会員のHさんの作成になるホタル観察会のしおりによる「ほたるの光らない条件」の気温の低下を受け、観察会参観者数並の数のホタルしかみあたりませんでした。残念。
いつもならば、数少ないホタルでも淡い光が心安らぐのですが、今回ばかりは、「ホタル泥棒」への怒りがこみ上げてきました。
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