とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ラグビー早明戦 明治どうした

2007年12月02日 | Weblog
勝敗は前にも書いたが、早慶戦の結果から見て興味は無かったが、明治がどこまで明治らしさで戦えるかに興味があった。しかし見事に裏切られてしまった。これまでの情報ではフォワードが仕上がっていることで、明治らしさを期待してたが、開始早々のバックスのトライで選手の意識が統一できなくなってしまったようだ。
日本のラグビー界を引っ張ってきた大学が、そして現役でプレーする明治出身選手層の厚さでは関東学院と双璧であろう。また今日出場した選手の素質もトップクラスであろう。何が明治に欠けているのか部外者には見えにくい。
自分の知りえる業界で見れば、企業の衰退は明確だ。経営陣の内紛、それに伴う社員のモラル低下。解決策はある意味単純だ。過去の成功体験にとらわれない経営陣に委譲し、外部人材か、主流を外れた内部人材の投入をすること。社員のモラルアップは信賞必罰、職場環境の改善だ。そして新たな企業理念の創造だ。
それにしても今日の明治は歴史的敗北だ、関係者には屈辱であろう。だからこそここに過去からの脱皮のチャンスがある。いつまでもマスコミの言う縦への明治にこだわるなら日本のラグビーはつまらなくなる。ワールドカップを見れば強いチームは選手一人一人が個性的で強い。ラグビーは15人の個性を1つの目的に結集してこそラグビーが魅力あるスポーツなのだ。ここ9年間の明治は選手の個性が生かしきれていない。
関東学院の抜けた大学選手権の興味は何なのか、東海大が決勝まで圧倒的な強さで勝ち進むしかない。それでないと後半に五郎丸を交代させてしまうワセダの試合ではつまらない。対抗戦としては早慶戦、早明戦と無様な試合が続けば勤労感謝の日、12月第一日曜日の意味がなくなるしラグビー人気も低下する。正月国立でのガラ空きの準決勝戦だけはTV中継の手前避けて欲しいと願うのです。


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