とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

小雪交じりの中の通院

2022年03月23日 | 病院

 昨日、朝、5時半起き、最寄りのバス停、6時11分発のバスで小手指駅に、10分ほど同駅で寒さをしのぎ、同駅6時41分始発の各駅停車新木場行きに整列乗車をして豊洲駅に、電車内の暖房の温かさを身をもって体験。平時であれば車内混雑で定刻遅れは当たり前だが、コロナ禍の今日、ほぼ定刻で豊洲駅に到着、ゆりかもめ線の乗り換えの10分程度の時間の氷雨の寒さが「体の芯まで凍えた」。いつもよりはだいぶ早くに「癌研有明病院」に到着いざ受付登録を行う時点で診察券が見当たらない。家を出るときに財布を落としカードが散らばった。その時にどこかの隙間滑り込んで噴出したのだろうか?仕方なしで受付窓口が8時半に開くのを待って再発行手続き100円追加で行い入館登録。8時38分。すぐに「採血・採尿」所へ。受付番号30番。氷雨の中でも癌研有明病院の混雑度は変わらない。

 そしていつも通りの、診察室へ、検査結果の公表=前回比、大幅は変異無=現状維持の状態との診断。癌抑制ホルモン剤注射で終了。すぐに会計自動精算機にいつも通りの高額医療対象額を支払い、すぐに通り隔てた薬局に、抗がん剤の購入に。建前だけの医薬分業行政は患者にひと手間を押し付ける。久しぶりに11時前に本日の「治療」から解放された。

 晴れの天気予報であれば、それこそ病院通いの帰りは絶好のPhoto散歩。しかし今回は一刻も早く帰宅し寝たかった。とりあえずは朝食抜きの空腹を満たすために池袋に出た。しかし外は氷雨、仕方なしに西武デパ地下に入りイートインを目指したが、途中「魚久」の売店前を通ると、サラリーマン時代は帰りの通勤客目当てに6時ころからその日の粕漬切り落としのバーゲン販売を行っていたのだが、この日はおそらく開店時間から始めたのであろうか?これもコロナの影響か?。即特売品2パックを購入し帰宅した。

 魚久の粕漬は「魚嫌い」の私にとっては例外中の例外品だ。魚久を知ったのは80年代後半だ。魚では「ハタハタ」が最高と思っている秋田生まれの秋田弁丸出しの友人が、私でも「魚が食える」店を見つけたと呼び出しを受けたのが、そもそも魚久を知るきっかけだった。その友人は昼に並べば1時間以上は待たされるから、昼前に理由をつけて出てこいとのことだった。店に着くと友人が開店前に並んでいたとのことで友人のおごりで「魚久を賞味した」。その後は仕事帰りには、池袋西武の魚久店の前を通るのだが、たいていの日は私の帰宅時間には「完売」の札が出ていた。

 それでも何かの会合や、出張かえりの折には直行直帰の恩恵でこのバーゲン品を購入できたが、デパ地下にはセット販売の進物品しかなく、安サラリーマンでは日常に購入できる品ではない。

 粕漬は購入したが昼飯はまだだった。起きてから飲まず食わずのこの日一刻も胃袋を満たすため選んだのは「早い・安い・旨い」の立ち食いソバを置いてない。すぐに浮かんだのは西武線駅構内の立ち食いソバ。「かき揚げ蕎麦450円」三拍子そろいでこの値段は文句を言えない。すぐに寒さで縮みこんだ胃袋に流し込み電車に飛び乗った。到着した小手指駅もこれまた寒く、15分ほど待ってのバス便に乗車したとたん、疲れがどっと出た、1日でした。

 


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