今回も1泊2日の日程の仕事旅だ。通常は時間を稼ぐため、移動は昼飯時と夜が、乗る飛行機はANAが原則で、釧路から入るのだが、今回は先方の都合が合わず、急遽旭川からの北海道入となった。そのため乗る飛行機は心ならずもJALを選択した。先日の小松空港行きは朝食を取るため、羽田弁当を探したが見つからず、この弁当は第一空港ビルだけの販売と知った。
そんなことから、今回は機内での昼食用に弁当を探した。第一空港でもマイナーなのか置いてある売店が少なく見つけるの苦労した。なぜ第二空港ビルでの販売がないのか不思議だ。ガンバレ「羽田弁当」。この弁当のため、ANAからJALへ飛行機を変えたくなってしまう。
旭川空港行きはなぜかADOが相手のためかJALの対応はいつも手抜きだ。今回はリムジンでの搭乗。しかもリムジンが動かない。しばらくしてから、女性の係員がオーバーブッキングの為次便に変更してくれた人に1万円出すとのアナウンス。「リムジンに乗ってしまってからそんな申し出するなと」怒りが込みあげた。誰も手を挙げるモノはなくスゴスゴと引き上げたが、バスは動かず。するとまたももどってきて、今度は2万円出すと言い出した。今回も応募者なく、またスゴスゴと引き上げた。バナナのたたき売りではあるまいし、乗客の中からは失笑が出た。ギュウギュウ詰のリムジンから早く開放しろと怒鳴りたくなった。がバスは動かず。また戻って来て、あと一人ですのでご協力ください。3万円差し上げますと声を張り上げた。応募者なし。しばらくして、ご迷惑をおかけしましたが、ご協力いただき・・・・のアナウンスで機内に案内。久しぶりのA90は狭く小さい。だが久しぶりに窓際。だが本州は曇で外界は見えず。三沢上空で開け、下北から北海道夕張岳?芦別岳?を横目に旭川。その間羽田弁当を広げているのに、お茶のサービスは聞きにも来なかった。ANAとの対応の違いを感じたがここが私がANA派の所以だ。
旭川で仕事を終え旭川駅へ。駅は工事中で、何処で切符を買うのか迷った。札幌まで1時間半。札幌での訪問先は市電を乗り継いで向った。訪問先を出ると外は夜、街は街灯がつていた。たぬき小路のホテルをとった為また市電で夜の札幌を移動。すすきのは若い人の団体が多く繰り出していた。「サッポロ ヨサコイソーラン祭り」の開催日と知った。
あまり歩きまわる気も失せ、すすきのの交差点で呼び込みから誘われた寿司屋に。きんき、松川のおすすめメニューとヨサコイ・ソーラン祭り特別盛あわせに、いつもはキリンフリーだかその手のサッポロを頼みしめて3500円。店を出て看板を見上げると「築地・・・・」札幌まできて築地かよと情けなくなって、直ぐにホテルに戻った。
翌日はそれこそ朝一でアポ先へ、終わるや時刻表よろしく直ぐに札幌駅にまずは駅弁売り場でお目当ての「ひぐまの笹弁」を捜す。
すると駅弁売のおばちゃんが、「旦那さんなら、これもだべれるデショ、新商品で人気があってあと2つで今日の分はおわりだから、タベテミテ」と北海道弁でいわれ、即購入。
ひぐまの笹弁 980円
ひぐまの贅沢おにぎり 680円
さすが全部は食べきれず、笹弁2つをおやつ用に保存。北海道の駅弁食べ歩きをした訳では無いが、笹弁は私の一押しだが、おばちゃんご推薦のおにぎりもお値打ちだ。なにせ容器が本物の笹を編みこんだもので捨てるのが悔やまれる出来だ。石勝線は先日の事故もあり、時折非常に揺れる車体と振動音共々恐怖の体験だ。遅れもあって帯広には13時到着、次のスーパーおおぞら釧路行までの1時間15分間で駅前の訪問先に駆け込む。
帯広駅は高架化により駅前も綺麗に整備され「六花亭」に象徴される、新しい北海道らしさを感じる街に生まれ変わっている。
何故か私はこの街が好きだ。ただし市電が走らないのが寂しい。
予定通りにスーパーおおぞらに乗り、お昼の食べ残した笹弁をおやつに霧で真っ白になった車窓を眺め釧路に到着。
仕事を終え、駅に行き、観光案内で18:45の最終リムジンまでに食べられる、エゾ鹿肉料理店の紹介を求めたが、6時以降の開店で、店は遠いところで、駅近辺になく、仕方なく和商市場へ行くが6時閉店とのこと。早速、入り口近くの寿司屋に飛び込んだ。
サービスとのことで通常1800円が1500円の寿司盛を注文。漬けイクラの軍艦巻きを口に入れたとたん。旨いと思い、慌てて写真にとった。(したがって1貫写真は欠けている)
寿司屋の女将さんに土産品を尋ねると「・・・さんの所の”時知らず=サケ”が今が旬で上物があるから買って帰るといいよ」と教わり購入してバスの待合室で時間をつぶし、空港へ。帰りはJALの最終便。羽田には定刻の着陸 22:00。東京は雨だった。所沢へはリムジンで、家に着いた時は日付は変わっていた。1泊2日の北海道は疲れたー!!!!。
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