今週月、水とで平塚、水戸と出張に出た。どちらも夏の強い日射と昨今流行の局地的な豪雨にであった。出張中の電車は新幹線と違い小刻みな振動が無いので読書にはちょうどいい。今回はザウルスにバックミュージックを入れ込み、「消えたゴッホ上下」を読み終えた。
この本は「ベツレヘムの密告者」を買ったときに同じ平台にあった。タイトルが「消えたゴッホ」で腰巻のキャッチコピーが「事件の背後にちらつくモサドとナチス」となるとミエミエのストーリーだが買ってしまった。その理由は作者が夫婦合作の新人。経歴が舞台演出、TVプロデユーサーで画家の夫とコピーライターの妻に魅かれたからだ。ストーリー展開はまさしく劇画的と言うか、映画的でカーチェス、クルーザーの疾走、と背景描写のテンポも速く、アクション描写も多彩で「手に汗握る活動写真」のエンターテイメント作品。
ニューヨーク、スイスの美術商も一皮向けば、胡散臭いほこりの立つ人間の世界で、その商売にバブリー日本人のやくざが絡むおまけつき。いつでも読み捨てられる気安さが1-2時間の車中にうってつけの小説だった。
この本は「ベツレヘムの密告者」を買ったときに同じ平台にあった。タイトルが「消えたゴッホ」で腰巻のキャッチコピーが「事件の背後にちらつくモサドとナチス」となるとミエミエのストーリーだが買ってしまった。その理由は作者が夫婦合作の新人。経歴が舞台演出、TVプロデユーサーで画家の夫とコピーライターの妻に魅かれたからだ。ストーリー展開はまさしく劇画的と言うか、映画的でカーチェス、クルーザーの疾走、と背景描写のテンポも速く、アクション描写も多彩で「手に汗握る活動写真」のエンターテイメント作品。
ニューヨーク、スイスの美術商も一皮向けば、胡散臭いほこりの立つ人間の世界で、その商売にバブリー日本人のやくざが絡むおまけつき。いつでも読み捨てられる気安さが1-2時間の車中にうってつけの小説だった。
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