早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

女性の腰痛症のウラに潜んでいるのは

2017年11月01日 | 癒し系

最近、立て続けに

20代と40代の女性が

ギックリ腰のため、

来院されました。

腰痛は1、2回の施術で緩和され、

3回目で完治しました。

数週間後、再び来院、

「今までにあった

重度な生理痛が消えたのは

鍼灸治療の効果ですか」と

問われました。

 

そうです、

腰痛を治療するツボは

実は女性疾患にも

よく使われます。

女性疾患のうち、

特に生理痛に対して、

鍼灸治療は覿面(テキメン)に効きます。

 

このお二方の特徴は

時々、ギックリ腰に襲われ、

激痛で体の動きや歩行など

困難になりますが、

数日に安静すれば自然に治ります。

 

20代の方はお仕事の内容によって

腰の疲れを常に感じていますが、

日常生活には支障がない様です。

病院での検査も異常がありません。

40代の方は20歳前後に2

腰椎ヘルニアを手術されました。

それから、年に3、4回くらい

ギックリ腰になりますが、

日常生活には不便がないです。

 

彼女達の質問に対して、

私はこの様に説明しました:

一つは、腰痛と生理痛に

鍼灸治療のツボは共通しています

もう一つは、女性の腰痛には

大いに女性疾患が潜んでいるからです。


潜んでいる女性疾患とは

産婦人科では、

「内膜症」と診断されます。

軽いものであれば、

鎮痛薬を処方されます。

重度な場合、痛みを防ぐため

「生理」を止めさせ、

ホルモン治療を行います。

 

女性自身は「生理痛」に対して、

病気ではないと軽い認識で、

沢山の方が我慢するか、

市販の鎮痛薬を飲むかで

適切な対応をしていません。

 

までこの様な方が

「天池」に多く見掛られました。

腰痛を持つ女性の方は

生理痛もあります、

逆に生理痛がある方は

慢性又はギックリ腰もあります。

腰痛や生理痛の他に

冷え症や定期的な頭痛、

便秘等もあります。


確かに、誰でもある事ですが、

程度によって、

大きな違いがあります。

薬に頼らず先ず生活習慣を見直し

常に体を温かくする様

心掛ける様にして下さい。

是非お母さん、お姉さん

ご友人、または

私にご相談して下さい。

 

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