早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

ヨモギともぐさの違い

2016年06月08日 | 癒し系

皆さん、、こんにちは。

今回、皆さんと一緒に日常生活で

よく使われているヨモギともぐさの違いを

確認しましょう。

日本人の生活中でヨモギを

食べたり、浴槽に入れてお風呂に入ったり、

もぐさで体の痛いところに

お灸をしたり等の習慣があり、

正直、伝統医学を学んだ私は驚きました。

似たような風習が中国にもありますが、

地方によって、さまざまです。

私が知っているのは、

上海の周辺に毎年の4月4日(清明節)、

必ず「青団」(チントォアン)を食べる風習があり、

亡くなった方に奉げるためと聞きしました。

または鍼灸治療の「灸」施術の材料や

婦人科疾患の良薬としてよく使われている。

そもそも、

ヨモギともぐさは同じものでしょうか?

前々からこのようなことを聞かれたので、

あいまいな知識をもう一度確認してみました。

一つの植物なんですが、

摘み取りの時期による名前は異なる。

 ヨモギ(蓬)は

初春に入った新芽だそうです。

鮮やかな緑で、柔らかく、水分を多く含むため、

食用によく使われる。

日本ではヨモギもちやヨモギ茶などありますが、

中国でも同じように使われていて、

その他に、餃子の皮に入れたり、

スープやおかゆに入れたり、

餅(bing,チヂミに似た薄力粉でつくる)に入れたり、

「端午の節句」(旧暦5月5日)に

(今年は6月9日でした)

全草を玄関に飾り、香料として

厄除けや虫除けに使われ、

さらに健康の為に入浴や足湯をする

風習もあるそうです。

食用はヨモギを使うので、

もぐさもちは聴いたことがないですよね。

次回、もぐさのお話を続けてさせて頂きます。

お楽しみ 

 

 

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