皆さん、、こんにちは。
今回、皆さんと一緒に日常生活で
よく使われているヨモギともぐさの違いを
確認しましょう。
日本人の生活中でヨモギを
食べたり、浴槽に入れてお風呂に入ったり、
もぐさで体の痛いところに
お灸をしたり等の習慣があり、
正直、伝統医学を学んだ私は驚きました。
似たような風習が中国にもありますが、
地方によって、さまざまです。
私が知っているのは、
上海の周辺に毎年の4月4日(清明節)、
必ず「青団」(チントォアン)を食べる風習があり、
亡くなった方に奉げるためと聞きしました。
または鍼灸治療の「灸」施術の材料や
婦人科疾患の良薬としてよく使われている。
そもそも、
ヨモギともぐさは同じものでしょうか?
前々からこのようなことを聞かれたので、
あいまいな知識をもう一度確認してみました。
一つの植物なんですが、
摘み取りの時期による名前は異なる。
① ヨモギ(蓬)は
初春に入った新芽だそうです。
鮮やかな緑で、柔らかく、水分を多く含むため、
食用によく使われる。
日本ではヨモギもちやヨモギ茶などありますが、
中国でも同じように使われていて、
その他に、餃子の皮に入れたり、
スープやおかゆに入れたり、
餅(bing,チヂミに似た薄力粉でつくる)に入れたり、
「端午の節句」(旧暦5月5日)に
(今年は6月9日でした)
全草を玄関に飾り、香料として
厄除けや虫除けに使われ、
さらに健康の為に入浴や足湯をする
風習もあるそうです。
食用はヨモギを使うので、
もぐさもちは聴いたことがないですよね。
次回、もぐさのお話を続けてさせて頂きます。
お楽しみ