早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

中医学・針灸セミナー ご報告

2013年07月20日 | 中医学・針灸セミナーご案内
最近私のまわりで風邪が流行っています。

14歳の私の息子もおとといから高熱が出まして

今日もお家で寝ております。 

皆さまはお元気ですか? 小林です。



さて、今日は日曜日に無事終えることが出来ました

セミナーのご報告です。

たくさんの方々にご参加いただきまして

大変感謝いたしております。

この場で感謝の意を述べさせて頂きます。



さ、堅苦しいのはここまでにして…


今回の内容は

古典と現代の中医学からひも解く

中医針刺鍼要素「得気」の解釈

~なぜ「得気」・「ひびき」が必要なのか。

どこから伝わって来たのか。

と題しまして、ひびきの必要性や

いかにひびかせる針をするのかを

学びました。



午前中は、座学とデモンストレーション。

古典では、「霊枢・九鍼十二原」、「標霊賦」を

現代では「針灸学釈難」を引用しまして

ひびきの重要性や、ひびきを得る時

施術者はどう感じ

受け手(患者)はどう感じるのかなど

たとえを交えて詳しく解説。

皆さま熱心に聴講されていらっしゃいました。


デモンストレーションでは、いろいろなひびきの違いや

いかにひびきを患者だけではなく

” 施術側 ” がどう感じ取るかなど

一穴づつ、深度や方向、取穴の正しい場所なども

確かめながら行っていきました。




お昼を済ませた午後は

いよいよ皆さまで練習です。

卒業してから取穴の正しい場所などが

少しずつ抜けてしまい

感覚のみに頼りがちになってしまうところを

皆さまに再確認していただき

大切に一穴、一穴、確かめながら針を打つ。

とても新鮮な時間となったようです。

時間いっぱいまで和気あいあいと

実技の時間も終えることとなりました。




次回以降の参加希望も多数頂きまして

天池メンバーも今から楽しみにしております。



次回は8月4日(日)

時間は同じく10:00スタート

テーマは、中国温灸 その特徴と実用編

棒灸の良さ・証にあった温灸法

となっております。


次回もたくさんのご参加をお待ちしております!

ご連絡、ご質問、セミナー参加のご予約も

いつもの通りこちらまで!

天池針灸・整骨院

メール tenchi.amj☆gmail.com  (☆を@に変えてメールして下さい。)

電話  011-865-8322




ここで予告を・・・

次回のブログにて、今回のセミナーの内容を一挙に

公開いたします! 

復習したい方も、都合によりご参加頂けなかった方も

お楽しみしてください。

さらに!

当日参加者の皆様より頂いたご質問に

講師を務めました江口よりお答えをする

Q&Aコーナーもありますよ。

こちらもお楽しみに!



今日も気持ちのいいお天気。

以上小林でした。







午前中 座学の様子(古典は難しいけど、皆様興味深々)





午前中 デモンストレーション(患者さんと術者の感覚を大切に)




午後 実技の様子(正確な穴の位置、刺入の方向を確かめて。)




午後 実技(普段とは違う雰囲気の中、皆様真剣です!)
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