あっという間に一ヶ月が過ぎました、
皆さま、お元気でしょうか?
今年の夏は本当に暑くて、長かったですね。
一気に冬に入るかもしれないですね。
異常な気象変化、気温の急降下に心掛けて、
気をつけてください。
いまの季節は「秋末初冬」と言いますが、
一番気をつけなければならないのは
かぜ、肺炎など呼吸器系の疾患だそうです!
なぜでしょうか?
人体の五臓の働きはそれぞれの季節に
合わせた役割分担があるからです。
秋は「肺系」が頑張ります!
健康体であれば、無事に秋から冬に
切り替えし、徐々に冬の準備が出来てきますが、
夏の間に自然に反した生活を過ごした人が
(「自然に反した生活」とは、暴飲暴食、冷房で
体を冷やしすぎ、冷たい飲食のとり過ぎ、
頻繁な徹夜、精神的な緊張が続く・・・・・を言う)
五臓の機能が乱れて、
肺の役割が果たせないため、
邪気に対する抵抗力が低下し、
邪気に負けてしまうのです。
(邪気とは、異常な気候変化により、
人体に悪影響を与えると言われています。)
今の季節は「風、燥、寒」の三つの邪気が混ざり合い、
人体に悪影響を強く与えます。
その悪影響とは、
かぜや肺炎などの
呼吸器系の疾患が多発し、または長引き、
元々ある症状を悪化する恐れがあります。
驚かせましたか?
大丈夫です!対策はあります。
実は、食べ物にも季節に合わせた
役割分担があるそうです!
とても簡単です!旬の食材です!
白菜、大根、ゆりの根、果物の梨(なし)など、
どうでしょうか?何かお分かりでしょうか?
そうです!白の食材です。
食べ物の色も五臓の働きに合わせた
役割分担があります。
これらの食材は肺の働きを増強したり、
体中に溜めていた毒素を排除したり、
不足した体液を補ったり、
乱れた五臓の機能を整えたり・・・・・
健康によい食材を、良い方法で調理すると
毎日の薬膳になります。
伝統医学は食文化から進化し昇華させたため、
日常生活中に常に実行されています。
皆様、もう一度自然とは何かを見直し、
自分の体が自然の中に在ると言うことを
意識して生活したらどうでしょうか。
お大事にして下さい。
では、また。