こんにちは。
前回の続きです。
2.もぐさ(艾)は
夏~秋に、ヨモギが成熟した硬くて、水分が少ないものを取る。
葉のみを乾燥させ、石臼でひいて、ふるいにかける、
不純物を取除くと、良質のもぐさのできあがり。
施術の方法によって、色々な形に使われる。
皮膚に直接のせたり、
ショウガやニンニクなどの物を肌にひいて、
その上にもぐさをのせたり、
体に刺している鍼の上にのせたり、
棒状のもぐさで患部(ツボ)に近づいたり、
鍼灸施術のなか、
実に方法が沢山あるそうです。
3.もぐさの全草(艾草)を、
婦人科疾患の良薬として使われる。
生理痛や子宮筋腫、不妊症等々、
漢方薬の中に代表的な名処方は
「芎帰膠艾湯」(キュウキキョウガイトウ)があり、
止血効果があるため、
婦人科疾患のほか、
大腸や痔の出血にもよく使われる。
また、もぐさで入浴や足湯などに使われて、
皮膚病にも効果がある。
現代的な研究により、
殺菌や抗アレルギー効果もあるそうです。
昔から畑の周りにヨモギを植えて虫除けに効くと言われ、
家の玄関に新鮮なヨモギを飾り、虫除けから
厄除けに使われたそうです。
今日はここまでに終わらせて頂きます。
また、お会いしましょう。