早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

ヨモギともぐさの違い(続き)

2016年06月14日 | 癒し系

こんにちは。

前回の続きです。

2.もぐさ(艾)は

夏~秋に、ヨモギが成熟した硬くて、水分が少ないものを取る。

葉のみを乾燥させ、石臼でひいて、ふるいにかける、

不純物を取除くと、良質のもぐさのできあがり。

施術の方法によって、色々な形に使われる。

皮膚に直接のせたり、

ショウガやニンニクなどの物を肌にひいて、

その上にもぐさをのせたり、

体に刺している鍼の上にのせたり、

状のもぐさで患部(ツボ)に近づいたり

鍼灸施術のなか、

実に方法が沢山あるそうです。

3.もぐさの全草(艾草)を

婦人科疾患の良薬として使われる。

生理痛や子宮筋腫、不妊症等々、

漢方薬の中に代表的な名処方は

芎帰膠艾湯」(キュウキキョウガイトウ)があり、

止血効果があるため、

婦人科疾患のほか、

大腸や痔の出血にもよく使われる。

また、もぐさで入浴や足湯などに使われて、

皮膚病にも効果がある。

現代的な研究により、

殺菌や抗アレルギー効果もあるそうです。

昔から畑の周りにヨモギを植えて虫除けに効くと言われ、

家の玄関に新鮮なヨモギを飾り、虫除けから

厄除けに使われたそうです。

今日はここまでに終わらせて頂きます。

また、お会いしましょう。

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