新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
4日から初仕事をしております、
週末のせいなのか、
一年ぶりのせいなのか
(年末から年始は年が変わりますね)
意外に治療院は暇でした。
それでも、事務系の仕事や
昨年残っていた掃除や
雪かき等々忙しかったです。
今年は天池針灸院が開設31年目であり
ホームページを開いて9年目になります。
振り返ってみますと
ここまで頑張ってこれたのは
すべて皆様のお陰です。
こころから感謝しており、
これまでの恩返しをする為、
もっと良い技術や温かい心を
提供しますので宜しくお願いします。
これからの抱負として、
「上工」を目指したいと思います。
「医」とは、伝統医学の「医者」を指し、
(西洋医学はドクターdoctorであります)
「上工」は「医者」の上級レベルを意味します。
『説文』酉部により:「医、治病工也。」
(訳す:医とは、病を治す職人)
伝統医学の元祖『霊枢』逆順により
「上工治未病」があります。
(直訳すれば、「上工」は
「未病」を治す、「未病」は病が
発生する前の段階を指す)
後世は「上工治未病」に対して
色々の解釈がありましたが
私の理解でまとめてみますと
「上工」は病の進行、変化を予想できる、
全面的な知識、優れた技術、豊富な経験が
求められ、それに応じられる、
人間性が高く、優秀である施術者です。
人間性が高い人とは
他人に対する「思いやり」などの
道徳心が培われている事です。
つまり、「上工」は
高いレベルの医者の事です。
「上工」になるには
とても難しいと思いますが、
私の抱負として、残りの人生をかけて、
今年から目指していきます。
頑張りますので、応援して下さい。