平成30年6月27日(水)
昨日の時事通信で、
明治維新の思想も資金も、全て日本の自腹であり、
欧米からの資金で維新が成されたのではない、と指摘した。
その「思想」とは、
万世一系の歴史のなかで生まれ自覚されてきた「日本人の魂」であり、
その「資金」とは、
江戸時代の新田開発と近代資本主義経済の繁栄の中で生み出された「富」である。
その上で、成された明治維新は
「万民保全の道」を確立する為の
「 . . . 本文を読む
平成30年6月22日(金)
この度、「伝統と革新」誌から、
内憂外患と危機克服の方策、に関する所感を求められたので、
次にその一文を記し、ご高覧を頂きたいと思う。
内憂とは、
現下の国会を観れば分かる。
この我が国の国会の惨状を喜ぶ外国があるとするならば、
この惨状の元凶は、喜ぶ外国の傀儡である。
組織の内部に潜入して組織を崩壊させるというコミンテルンの戦略は、
我が国内で効を奏している。
・ . . . 本文を読む
平成30年6月20日(水)
六月十二日に、シンガポールで
アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩労働党委員長の
「歴史的首脳会談」があり、
十三日の新聞の見出し流に表現すれば、
「北、完全非核化を約束」、
「米、北の体制保障表明」
となった。
そして、
例によって事後の解説を色々な解説者がしゃべる数日を経て、
「非核化」とは何のことか、「体制保障」とは何のことか、
分かる解説に出くわさなかっ . . . 本文を読む
平成30年6月7日(木)
歴史は、過ぎ去った過去の日付けのところにあるのではなく、
現在の我らと共にある。
従って、過去を見ないことは、現在を見ないことである。
それ故、先に、
明治維新百五十年を祝いながら、
明治の日本が遭遇した最大の国難と、それを克服した劇的な日、
即ち、「陸軍記念日」と「海軍記念日」
を意識しない明治維新百五十年は「空虚」だと書いた。
何故、「空虚」なのか。
その訳は、明 . . . 本文を読む
平成30年6月4日(月)
明治維新百五十年を祝うとは、
「明治の日」を祝い「陸軍記念日」と「海軍記念日」を祝うことだ。
このことに関して、未だに「戦後体制」のベールによって、
明治維新からの我が民族と国家の歩みの実体が
国民の目から隠されたままになっているのを嘆かわしく思い、
次の一文を書いた。
以下は、月刊日本への出稿原稿に若干加筆したもの。
本年は、明治維新百五十年ということで、
「維新の . . . 本文を読む