平成30年11月24日(土)
先の「プーチンのレッテルの詐欺」に続いて、
さらに日露関係について記した。
重複もあるがご一読いただきたい。
歴史を見つめ、
腹の底に憤怒の思いを持つことも
「礼服を着た戦闘」ともいわれる外交には必要だ。
平成十七年(二〇〇五年)五月二十七日は、
日露戦争において、対馬沖で、
ロシアのバルチック艦隊を、我が連合艦隊が殲滅した日本海海戦から百年であった。
その日 . . . 本文を読む
平成30年11月15日(木)
十一月十二日、
遙か朝鮮半島南端の山々を望める対馬の上見坂の高台から、
眼下の小雨にけぶる浅茅湾と芋崎の方向を見つめ、
遙か北方の樺太を思った。
そして、同行の仲間に言った。
十九世紀半ばに一貫したユーラシア東進政策の結果、
太平洋に達したロシアという熊が、
太平洋に面して、東に両手を広げたとき、
右の手で握ろうとしたのが、この対馬であり、
左の手で握ろうとしたの . . . 本文を読む
平成30年11月7日(水)
今まで、時々断片的に、明治百五十年に関して私の中に浮かぶ思いを書いてきた。
その一環として、
日本と西洋、どちらが文明でどちらが野蛮か、
西郷隆盛とその同時代人の論議に触発された思いを記しておきたい。
「月刊日本」への投稿原稿に加筆したものだ。
維新にが成って、飄然と薩摩に帰っていた西郷隆盛が、
明治三年にはるばる東北から薩摩に来た庄内藩士達数十名に語ったことを書き . . . 本文を読む