皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ各員一層奮励努力セヨ

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「北進という国家戦略」

2022年02月26日 | 大東亜戦争
ユーラシア西方のウクライナ情勢を観て、大日本帝国が抱いていた北進戦略について思いを致す。本日は、八十六年前の未明、二・二六事件が勃発した日。その事件を起こしたのは、陸軍皇道派の青年将校達。その皇道派は、天皇を戴く日本の文化と精神を愛する思いを共にする同志達であるから、天皇を廃止して日本の共産化を狙うソビエトを最大の仮想敵国として、その撃滅を狙う北進論を唱える集団だった。そして、八十六年後の現在 . . . 本文を読む

皇道派と國體論

2022年02月26日 | 歴史・人物
二・二六事件の青年将校と藤田東湖の水戸学及び西郷隆盛昭和十一年二月二十六日未明、歩兵第一聯隊、歩兵第三聯隊、近衛歩兵第三聯隊、そして野戦重砲第七聯隊所属一千五百名余の下士官及び兵が同部隊所属の若手将校(少尉、中尉、大尉)に指揮されて、岡田啓介 総理大臣鈴木貫太郎 侍従長斉藤實 内大臣高橋是清 大蔵大臣渡辺錠太郎 教育総監牧野伸顕 前内大臣を襲撃し、斉藤實内大臣、高橋是清大蔵大臣、渡辺錠太郎教育 . . . 本文を読む

動物生態学的習性

2022年02月24日 | 政治・外交
これがロシアの「動物生態学的習性」だ昭和四十八年(一九七三年)十月、モスクワにおいて田中総理が、ソ連のブレジネフ書記長に対して、我が国の北方領土が日ソ間の平和条約締結の為の「未解決の問題に含まれるのだな」と念を押したとき、ブレジネフは「ダー(そうだ)」と言った。外務省東欧第一課長として、この田中・ブレジネフ会談を演出しブレジネフの歴史的答弁を引き出した新井弘一氏は、ロシア専門家として次のように . . . 本文を読む

アホか、バイデン!

2022年02月21日 | 政治・外交
平和を欲するならば、戦いに備えよ!桜井よしこさんが、週刊新潮のコラムで次のことを書いてくれている。二月十一日、ジェイク・サリバンアメリカ安全保障担当大統領補佐官がウクライナ在住アメリカ人全員に、四十八時間以内の退避を勧告した。そして、ロシア軍の侵攻はあり得る。侵攻は、空爆とミサイル攻撃で行われるので国籍に関係なく民間人が犠牲になりうると語った上で、「退避できたのにしなかった人々を救うためにアメ . . . 本文を読む

「強い日本」

2022年02月19日 | 日本・国士
欧州の情勢は「複雑怪奇」無念なるかな!強い日本は存在せず!安倍晋三前総理がウラジーミルと呼んでいた男、ロシアの大統領プーチンが今やっていることはロシア(その時はソビエト)のスターリンが、八十年前にやったことだ。ロシアの西はバルト海に面し、東は太平洋に面している。従って、スターリンは東で軍事行動を起こすときは西の平穏を確保し、西で軍事行動を起こすときは東の平穏を確保した。日ソの国境紛争から始まっ . . . 本文を読む

ゴルディアスの結び目を斬る

2022年02月18日 | 日本・国士
万策尽きたあとの最後の一手=ゴルディアスの結び目を斬る偉大な結果をもたらす思想とは常に単純なものだ 二月一日に、石原慎太郎さんがご自宅で亡くなった。「敗戦後」という時代の生みだす諸状況と慎太郎流に格闘を続けた八十九年の御生涯だった。而して、生きている我らは、日本国家と民族の為に、石原慎太郎さんが実践された格闘を続けなければならない。そこで、まず、言葉によって生きる作家として人生を歩み出された石 . . . 本文を読む

奉祝・紀元節

2022年02月11日 | 日本・国士
本日は、紀元節の佳き日。東から昇る日輪を拝し、門に日の丸を掲げた。神武天皇橿原建都の令・八紘為宇の詔然して後に六合(くにのうち)を兼ねて以て都を開き八紘(あめのした)を掩(おほ)ひて宇(いえ)と為(せ)むこと、亦可(よ)からずや。夫(か)の畝傍山の東南(たつみのすみ)橿原の地(ところ)を観(み)れば蓋し國の墺區(もなか)か。治(みやこつく)るべし。この佳き紀元節に、我らは国家の誇りを回復し、危 . . . 本文を読む

是非読まれたし!②

2022年02月10日 | チベット・ウィグル・モンゴル その他
諸兄姉!現在の日本の空白を衝く、次の本を是非読まれたし。現在の日本は、大東亜戦争終結から七十七年経つも、また、たとえ百年経っても、目隠しをされた人間が、その前に見えていた世界を忘れるように、我が国にとって重要な地域を忘れている。この日本が現在忘れている重要な地域を眼前に見せてくれるのが、既に写真で紹介した次の本だ。「中国から独立せよ 帝国日本と蒙(モンゴル)・蔵(チベット)・回(ウイグル)」著 . . . 本文を読む

是非読まれたし!①

2022年02月10日 | チベット・ウィグル・モンゴル その他
諸兄姉!現在の日本の空白を衝く、次の本を是非読まれたし。第一に「中国から独立せよ帝国日本と蒙・蔵・回」小滝 透 著 集広舎 出版日本が見失った国家戦略を今甦らせる。別途推奨の一文を投稿します。第二に「中国牛鬼蛇神録」楊㬢光 著 集広舎 出版文化大革命期に、高校生が、10年間投獄された時の記録。中国を知る為の書。ドストエフスキー曰く、一度、その国の獄に繋がれた者でなければ、その国のことは分からな . . . 本文を読む

二十世紀の勝者 ④

2022年02月07日 | 大東亜戦争
以上の通り、我が国は、肇國の理念を掲げて、二十世紀の大東亜戦争(第二次世界大戦)を戦った。従って、我が国は、二十一世紀においても、中共という異形のおぞましい共産党独裁国家に対し、神武天皇の国家創業の理念に基づき、「人殺しは止めろ!」と言わねばならない。しかるに、現在、我が国のマスコミと国会を見ていると、マスコミは、中共のウイグル人に対するナチスドイツのユダヤ人殺戮と同様のジェノサイドが無いが如 . . . 本文を読む

二十世紀の勝者 ③

2022年02月07日 | 大東亜戦争
しかし、そのソビエトの内部ではスターリンによって二千万人の人民が粛正されて命を落とし、中共の内部では毛沢東の大躍進政策の失敗によって五千万人の農民が死亡し、文化大革命によって二千万人の人民が殺された。これ、ナチスドイツに殺害された六百万人というユダヤ人の惨害を遙かに超えるではないか。これが第二次世界大戦の結果であり、確かにウェデマイヤーの「回顧録」のようにソビエトと中共が勝利したとは言いがたい . . . 本文を読む

二十世紀の勝者 ②

2022年02月07日 | 大東亜戦争
その為に、ルーズベルトは、チャーチルが船でやってくる十日前の八月一日に、対日石油全面禁輸(事実上の宣戦布告)を断交して日本からの攻撃を促す一手を打った上で、チャーチルを待ち構えたのだ。そして、事態は彼の思惑通り、同年十二月八日未明(日本時間)、日本の空母機動部隊は、真珠湾を奇襲攻撃した。このとき、ルーズベルトは、内心、してやったりと微笑みながら、アメリカ国民には、それをおくびにも出さずに、「日 . . . 本文を読む

二十世紀の勝者 ①

2022年02月07日 | 大東亜戦争
二十世紀のいわゆる第二次世界大戦は、欧米の自由主義国家群(善)と日独伊のファシズム国家群(悪)との戦いであったというのが、GHQに調教された我が国の教科書で教える「世界の歴史」だ。そして、自由主義陣営が勝利して世界平和が訪れUNITED NATION(連合国、日本名、国際連合)が設立された、という。さらに、アメリカのF・ルーズベルト大統領とイギリスのW・チャーチル首相が、一九四一年八月十四日に . . . 本文を読む

「民族生命の原始無限流動」③

2022年02月06日 | 日本・国士
しかし、その頃から始まった日本の高度成長期が、道路建設や団地造成や工業地帯建設の為に、日本国土の津々浦々を掘り返し、期せずして、初めて明らかになったことは、一万五千年前から二千三百年前までの一万二千七百年間に及ぶ縄文時代(石器時代)に、我が日本列島に世界人類史に類例のない、自然と共存共栄した定住社会が存在したということだ。この一万数千年の定住社会である縄文時代が日本の源流(ルーツ)である。ここ . . . 本文を読む

「民族生命の原始無限流動」②

2022年02月06日 | 日本・国士
則ち、「明治維新」とは「神武創業への復古」である。世界の諸民族のなかで、「太古」への「復古」によって近代国家建設を達成した国が何処にあろうか。近代国家を自認する欧米列強は、還るべき「太古」を持たない国々なのだ。森先生に十二歳遅れて生まれたとはいえ、ほぼ同時期を生きたフランスの社会人類学者クロード・レブィ=ストロース(一九〇八~二〇〇九年)は、「われわれ西洋人にとっては、神話と歴史の間に、ぽっか . . . 本文を読む