平成30年7月30日(月)
今上陛下は、
平成三十一年四月三十日に譲位され、
翌五月一日、
皇太子殿下が践祚されて第百二十六代天皇となられる。
そして、平成三十年の「平成の御代」の最後の夏は、
豪雨と猛暑と東京沖から西に向けて日本を横断して対馬の海に抜ける異常台風の夏
であったと記憶されるだろう。
そこで、まず、
この度の御譲位のご意向を国民に伝える、
今上陛下の、平成二十八年八月八日の「お言 . . . 本文を読む
平成30年7月24日(火)
現在の野党の連中は、
実に貧弱な劣化した者どもである。
彼らは、断固とした信念に基づいてアホに止まろうとしている。
日本人かどうかも分からん。
第一、彼らの頭に「国家」、
具体的に「日本」がないからである。
よって、国民が、何度も振込詐欺に引っかかる老人のように、
再び、奴らに政権を渡せば、
今度は、前回の「悪夢」ではすまず、「社会共同体の崩壊」に至る。
この警告を発 . . . 本文を読む
平成30年7月19日(木)
先に、「明治を甦らせる」として、
明治と、昭和そして現在の連続性を回復することこそ、
これからの我が国の「独立自尊の進路の決断」に必要なことだと書いた。
そして、その連続性を回復する為の障害が、
明治の日露戦争を担った人々を主題とする「坂の上の雲」を書いた
作家である司馬遼太郎の、
いわゆる「司馬史観」が東京裁判史観と共鳴して
権威あるもの如く、一世を風靡したことであ . . . 本文を読む
平成30年7月18日(水)
明治を現在に甦らせよ!
先日の産経新聞の
「明治ルネッサンスで時代に新風を」と題する「正論」は、
新保祐司氏が執筆し、
明治という時代には
「まさに『明治の栄光』というトーンがふさわしい」
と述べた上で、次のように結んでいる。
日本についての痛切な自覚に基づいた
明治の精神のトーンを
よく耳を澄まして聞きながら、
今日のグローバルな世界の中での日本の独立自尊の進路を . . . 本文を読む
平成30年7月12日(木)
六月十二日の、シンガポールにおけるトランプ氏が
上機嫌に成功したと謳った米朝首脳会談の後、
現実味を帯びていた「斬首作戦」は忘れられ、米韓合同軍事演習も中止され、
急速に、一体、何を騒いでいたのか、分からなくなっている。
しかし、国際政治の地殻、
バランス・オブ・パワーは、
こういうときに動いている。
我々日本人の視点と、
その目で見る地域は、
戦前と戦後で断絶して . . . 本文を読む
平成30年7月5日(木)
先の時事通信と重複するが、
「月刊日本」誌に送稿した一文を次に掲載する。
これを書いていた時、
平成十四年の小泉純一郎総理と金正日委員長との日朝首脳会談の
下準備交渉をしてシナリオを書いていた、
外務省アジア大洋州局長田中均氏が、
東京の外国人記者クラブで講演して、
安倍総理の姿勢を批判し、
現在の「強行路線」から「宥和路線」に転ずるべきで、
平壌に拉致被害者情報等を収 . . . 本文を読む
平成30年7月4日(水)
七月二日、愛媛県松山市で開かれた愛媛県下の
拉致議連総会後の講演会に出席し、配布された政府資料を見た。
その政府の作った拉致被害者リストは、
こと、ここに至っても、
昭和五十二年(一九七七年)九月の久米裕拉致から始まり
昭和五十八年(一九八三年)七月の有本恵子拉致で終わる
十七名だけだ。
と、いうことは、
日本政府は、北朝鮮に、
この、たった六年間の十七名の拉致被害者が . . . 本文を読む