平成30年2月26日(月)
大阪は、昨夕刻から、無風で細かい雨が降り続いて朝を迎え、
二月二十六日となった。
このような無風の時、気温が、もっと低ければ、雪が積もっていただろう。
今朝起き、八十二年前の東京は、
このような気候の中で雪の226事件を迎えたのかと思った。
昭和十一年二月二十五日の夜から二十六日の朝にかけて、
帝都東京には、雪が積もった。
明治四十二年生まれの母は、
二十五日の夕方 . . . 本文を読む
平成30年2月24日(土)
本日は、昨夜来、心に浮かんだことを書きたい。
時事通信、偶成である。
幕末の討幕派、戊辰の役の勝利者となった薩摩・長州・土佐・肥前の下級武士が、
維新後、俄に栄達して権勢を誇り、
東京と改められた江戸で、大邸宅に住み美妾を囲い贅沢な生活をしている様を
薩摩に帰っていた西郷隆盛が、帰省した弟の従道から聞いて、
維新の動乱のなかで、倒れていった者たちに、申し訳ない、と . . . 本文を読む
平成30年2月20日(火)
「伝統と革新」誌から次号のテーマである「神道と現代日本・・・宗教・闘争・平和」に関する原稿用紙二十枚の執筆依頼を受けたので、
二月十六日と十七日の二日間で書いた。
しかし、私には、宗教に関する学識は無く、信仰心が篤いことも深いこともない。
私は、政治の世界に生きる者である。
従って、信仰の立場からではなく、
この五百年間、地球をほとんど征服して植民地とした欧米人のキリ . . . 本文を読む
平成30年2月19日(月)
本年二月に入り、
本日までのことを記しておきたい。、
二日に、
大阪のザ・シンフォニーホールで演奏された神武天皇の東征と即位を謳った、
北原白秋作詞、信時潔作曲の交聲曲「海道東征」を聴き、
その演奏後に、
大伴家持作詞、信時潔作曲の「海ゆかば」を皆と合唱した。
その「海ゆかば」の海は、
対馬の海だ。
天智二年(六六三年)の朝鮮半島の黄海に面する白村江での唐との戦 . . . 本文を読む
平成30年2月14日(水)
我が國體から観た明治維新、
即ち、天皇の明治維新について、
この度、「月刊日本」に送稿した一文を次に記しておきたい。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
再び、明治百五十年に当たり指摘しておきたい。
まず、明治元年戊辰の年一月、
鳥羽伏見において薩摩長州の兵を中心とする新政府軍と旧幕府軍が衝突して始まった
戊辰戦争は、翌年六月、 . . . 本文を読む
平成30年2月8日(木)
日本人が日本人である限り、楠正成は忘れられることなく甦り続ける。
特に、国家に危機が迫るとき、
日本人は、幕末でも、日清日露戦役でも、大東亜戦争においても、
楠正成を思い、正成のように天皇と国家の為に力を尽くそうと奮い立ってきた。
楠正成の本拠地である千早赤坂の金剛山を東方に眺める大阪和泉の信太山に駐屯する
戦前は陸軍歩兵第三十七連隊、現在は陸上自衛隊第三十七普通科連隊 . . . 本文を読む
平成30年2月7日(水)
韓国における冬季オリンピックに参加することになった北朝鮮が、
あつかましくも、あの工作母船万景峰号を
韓国の港に入れて芸術団と工作員を送り込んでいる。
あれは、かつて、新潟港に来ていた、にっくき撃沈すべき万景峰号である。
そして、新潟のその時の情景と同じ情景が韓国で再現されている。
多くの日本人同胞を拉致抑留している北朝鮮の日本における工作活動の母船が
かつて平然と、あ . . . 本文を読む
平成30年2月5日(月)
朝鮮半島という厄介な空間について記しておきたい。
朝鮮半島において現在進行中の事態を見ていて、
またも、思い出して記しておきたくなったのは、
古田博司筑波大学大学院教授の平成28年(2016年)2月10日の産経新聞に掲載された「正論」である。
この「正論」は、
「南北の『政略劇』にだまされるな」
と題された朝鮮半島に関する論評で、
「ここ最近の韓国と北朝鮮のドタバタ劇 . . . 本文を読む