あなたから一番遠いブログ

自分が生きている世界に違和感を感じている。誰にも言えない本音を、世界の片隅になすりつけるように書きつけよう。

命の重さを考えさせる記事3つ

2014年07月10日 11時28分26秒 | Weblog
 関東の中程に位置するぼくの住居あたりでは今日は風が強い。先日の関東の豪雨、九州の豪雨に続いて、超大型台風が沖縄や長野で大規模な災害を引き起こしている。普段なにげなく生活している場が突如修羅場と化し、美しい自然が突然殺戮の悪魔に変身する。多くの人が日常の紙一重のところに命の危険が存在することを感じているだろう。

 今日見たサイトのいくつかで命の重さとは何かを考えさせるものがあったので紹介しておきたい。

 ひとつめは東電の恣意的な判断で人生と生活を奪われようとしている人の話だ。

東電側・賠償金支払い拒否・・・今起きている事/園良太くんから(薔薇、または陽だまりの猫)
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/14d3cce2fd8aa999e252cb42c44f82f6


 東電は原発事故で多くの被災者を生み出し、病死や自殺という形で多くの人の命を奪った。国内難民も大量に生んだ。それはつまり人々から生活を奪ったということである。生活のない命はないわけでそれはつまり命、もしくは命の一部を奪ったことに等しい。しかし東電はその責任を全くとっていないし、とるつもりもない。反省することなく未だに原発からの撤退さえしようとしない。
 それが東電だけの問題ではなく、産業界と政界、つまり日本の支配層の固い意志に基づく確信犯であることは誰の目にも明らかだ。そして情けないことに多くの日本人が事実上それを容認してしまっている。

 もちろん支配層の意志にあらがうことは容易なことではない。どうして良いのかさえわからない。そんなひとつの事例があのマスコミから全く無視されている新宿で起きた集団的自衛権行使容認への焼身抗議だったのだろうか。数少ない続報に関する記事があった。

新宿での焼身自殺未遂、続報<東京新聞より>(爆発後の日々)
http://mifumiko.blog.fc2.com/blog-entry-994.html


 この件については次の記事がとてもよく論評している。これ以上ぼくが付け加えるべき事はない。

焼身自殺の続報&報道自粛の不思議+安倍が豪を特別な準同盟国関係に+JDD(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22187413


 最後にジュゴンの命について。次のような共同通信の配信記事があった。

辺野古沿岸にジュゴンの食跡 公益財団法人「埋め立て中止を」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0902I_Z00C14A7CR8000/


 戦争は最悪の環境破壊行為であり、人の命以上にあらゆる命を奪うものなのである。
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