ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

素晴らしきかな豊橋

2009-09-14 13:32:52 | 日記

こんにちは、二週連続で豊橋お泊りツアーを敢行し、家庭崩壊寸前のサンバタウン店主です。別に豊橋に愛人がいるわけではありません、念のため。来週はポル語教室があるので三週連続となります。幸いにして外泊予定はなくなったので、首の皮一枚つながった状態で切り抜けられるかどうかが勝負です。

さて、そんな我が家のいかにも核家族が抱えそうな問題などはどうでもいいとして(よくはないか)、ショーロクラブの東海ツアーのうち二日間お供させていただきました。もちろん素晴らしかったです。

「男子三日会わざれば刮目して見よ」と古諺にありますが、今のショーロクラブは新たな円熟期にさしかかっています。このあたりはメンバーの笹子重治大先生もご自身の日記でその手応えについて書かれていますし、「日本一ショーロクラブに厳しい男」こと中原仁さんのブログでも的確にグループの状況を言い当てられています。

名古屋・得三ではショーロクラブのキャラクターを存分に生かした、ふわりと空間的な音響が冴え、自然体でありながら凄みのある演奏を聴かせてくれました。
続く二日目は豊橋・House of Crazy。やや年配の方であっても、若い頃少しばかりハメを外された方なら「ああ、クレイジーね」と知らぬ人はいない老舗のライヴハウスで、仁さんもブログでご指摘の通り、この日はパンチの効いた、ある意味ロックな音が印象的で、その分ショーロクラブを初めてお聴きになる観客には非常にわかりやすいサウンドで彼らの音楽を受け止められたのではないかと思っています。
不思議なことに、ブラジル音楽専門であるはずのワタシの目と耳は、いつしか沢田穣治さんのベースに釘付け。他のお二人も凄いのは無論のことですが、この人の幅広い音楽性たるや、改めて空恐ろしいものを感じます。そんな沢田さんと二日連続で打ち上げの席で膝を突き合わせておしゃべりできたワタシはなんという果報者でしょう。

そして我らがSapato Novoは従来のアクースチコ路線に戻り(なんでエルマーノスやんないんだよーと膨れっ面だった某お客さまが約1名・・・)、前座を務めさせていただきまして、まあ、いろいろありましたがなんとか破綻なく終えることができて何よりです。更に精進致します。
その晩は豊橋に泊まり、翌朝ワタシだけ先にご無礼して午前中に帰宅しましたが、残るSapatoのメンバーは豊橋市内に留まり、クソ旨いピッツァを食べて帰りやがったそうです。しかも名古屋に戻ったら戻ったで、夕食はサルバドールでムケッカ三昧だって。ムキー!
連中の話によると、シェフのラーノはバイーアから戻ってきて更に腕を上げたみたいです。久しく行ってない皆さん、今がチャンスですぞ。

ちなみに画像は12日(土)の昼間にSapatoとツアースタッフらで会食したお蕎麦屋さんの玄関に掛かっていた立て札。打ち粉袋にそのまま筆書きするあたりがなんとも素敵です。そして頼んだメニュー、全てが美味すぎ。


(このセンス、もう最高)

そんなこんなで豊橋はお楽しみスポットがいっぱい。
負けるな名古屋!