こんばんは、ドナ・ジッカです。
嘘です!そもそもおれ男だし!
さて(姿勢を正す)。
ワタシが日頃お世話になっている日本酒コンシェルジュ、「正酒屋 六根浄」店主・熊谷太郎さんがどえらい仕事をやらかしてくれました。
モノは熟成純米吟醸原酒。
「東の麓」(山形県南陽市)という知る人ぞ知る蔵にて酒米好適種「出羽燦々」を主原料に、精米歩合50%(これは純米大吟醸クラスの磨き方です)で仕込んだ純米酒を丸三年寝かせたという、日本酒好きなら陶然とした心持ちになりそうなスペック。
ブラジルの枯れたサンバのような純米酒を・・・という想いを込めて醸されたその酒は、その名も
「駆る虎(かるとら)」
そう、あのカルトーラがこのお酒の名前の由来なのです。
六根浄店主・熊谷さんはブラジル音楽の中でもサンバ、とりわけカルトーラの音楽にぞっこん。
神保亮氏の描いたラベルもふるっています。
あの名盤Verde que te quero rosaをモチーフにしたゴージャスにして渋い絵柄。
ブラジル音楽ファン、ことにサンバファンならば背筋がゾクゾクしてきませんか。
サンバタウン店主、なんとも幸運なことに、先日この「駆る虎」を試飲させていただけるありがたい機会に恵まれました。
お猪口に注がれたまろい色づきの液体を口に運び、舌の上を滑らせると・・・。
まるで黄昏どきのように、セピア色の情景がゆらり眼前に現れました。
それはあたかも、古き良き時代の裏山のサンバが聴こえてくるような。
皺の刻まれた良い面構えの老サンビスタたち。
コップに無造作に注がれる瓶ビール。
手垢まみれのカヴァキーニョに、原形をとどめぬほど枠のゆがんだ木胴タンボリン・・・。
そこには笑い声があります。
そして単なる口当たりの良さだけではない人生の滋味というべきものが・・・。
「駆る虎」には、三年の眠りを経てどっしりと根を生やした、
ファヴェーラに生きる人々のようなしぶとさ、そして優しさが感じられます。
(これを飲んだ瞬間、ワタシの脳裏に浮かんだ映像がコレ)
語るに過ぎました。
この「駆る虎」、ブラジル音楽ファンの方に優先的にお試しいただくべく、山形ブラジル音楽普及協会(通称『山ブラ』)さん、そして我がサンバタウンが先行予約販売の窓口を務めさせていただくという、なんとも誉れ高い役を頂戴致しました。
むむ、これは!とお感じになられた方、是非、本物の日本酒、熟成純米酒の魅力に触れていただきたく存じます。
日本酒ファンのキャリアとしてはまだまだ浅いサンバタウンも、これだけは言えます。
これはサンビスタのための日本酒です。
そしてBGMは、もう言わずもがなで、カルトーラしかございません。
あとはとっておきのアテを伴奏に、ただ涙して呑むだけであります。
今夜もありがとう。
【限定120本!熟成純米吟醸原酒 『駆る虎』 先行予約ご案内】
・ご予約方法・・・サンバタウンまでメールもしくはお電話にて
本数をご用命下さい。
Mail: zezi@sambatown.jp
Tel: 052-806-9002(但し不在時多いです、ごめんなさい)
・一人でも多くの方にご賞味いただきたく、ご予約本数は
お一人様四合瓶(720ml)3本までとさせていただきます
・サンバタウン担当分(20本)がなくなり次第予約受付を
終了させていただきます
・価格・・・2,310円/本(720ml)
・送料ほか諸費用・・・送料 本数に関わらず全国一律(!)600円
+箱代(1本150円・2本210円・3本250円)+代引手数料315円
・発送について・・・弊店&山ブラにて予約受付後、出荷元の
「正酒屋 六根浄」より直接お客様のもとに宅配便(ゆうパック)
にてお届け致します。
※名古屋周辺のおともだちにはサンバタウンより直接手渡しする方法もございます。この場合、送料その他諸費用がかからず、大変おトクです(別途ご相談下さいませ)。
(ボトルを眺めているだけでも・・・ていうか空き瓶もったいなくて捨てられねえ!)
以上、皆様のご予約を心からお待ち申し上げます。
いち早く反応して下さいました皆様、誠にありがとうございます。
貴方がたは本物のサンビスタか、もしくは筋金入りの呑み助さんです。
ていうかこれじゃあっという間に予約終了しそうなんで、割り当て積み増しさせてもらえるよう頼んでみます!
はっ!それよか、サンバタウンさんよりhinolismoにアクセスいただいたにんにく大王さま・サエコさま・ヨーコさま・他、サンバタウンさまからアクセスのみなさまありがとうございます!!ゼジ店主の強烈ブログにめっちゃ(死語?)感動のあまり、ひと月以上コメントに気づかなかったというなんたる失態。。申し訳ありません。遅ればせながら、ありがとうございました!!