特にテーマなく書いております。
カエターノの話題のドキュメンタリーフィルム、Coração Vagabundoを友人に観せてもらいました。
彼はけっこう下ネタがお得意のようです。
しかし日本語(しかもかなり出来がいい)をはじめ各国字幕を完備しておきながら、なんでリージョン4なのよ?!ありえん。残念ながらウチでは取り扱う予定はありませんので、悪しからずご了承下さい。
どうでもいいですがツアー映像として名古屋は見事にスッ飛ばされております。ふん。
ところでツアー中のカエターノの独白に「もう僕らのギターは、北半球の気候に慣れないといけない」という一言があってハッとしました。
そうなのだ。やはりブラジルで造られた弦楽器は、日本の気候に馴染むのに少し時間がかかるんである。
今年最初の新譜がちょびっとだけ到着しました。興味のあるやつだけ引っ張ってきております。
中でもずっと楽しみにしていたサンパウロの散髪屋ショラゥン、ゼー・バルベイロのソロが期待以上の素晴らしさで、どうもご馳走さまって感じです。かなりリオっぽい音で驚きましたが、やはりパンデイロのアクセントはサンパウロ的。パウリスタってアレかなあ、意識的にカリオカの二拍目アクセントに背を向けて独自路線を貫こうとしてるのかしらん。
今度ブラジル行ったらこのおっちゃんに髪切ってもらいながらショーロ談義に花を咲かせるのも面白そうです(←そんなにしゃべれるわけがない)。
テレーザ・クリスチーナのバックバンドだった(あえて過去形表現)グルーポ・セメンチのカヴァキーニョ奏者ジョアン・カラードのソロと、リオのマニアックなモダンショーロユニット、ハーボ・ヂ・ラガルチッシャ(ヤモリのしっぽという意味)のヴィラ・ロボス集が予想外の作風でびっくり。イキのいいリズミカルなサンバ/ショーロを期待してたらハズレ気分になるかも。しかしいずれも玄人リスナー向けのめちゃめちゃハイクオリティな作品なのであります。
サンバタウンではもうすっかり取扱い量が減ってしまいましたが、毎年恒例のエンヘード集も入荷。
本場ブラジルでは、カーニバルとしてのサンバってどうなっていくんだろうとつくづく思ってしまいます。
これは陳腐化なのか、それとも「やっぱコレでしょ」という永久不滅のパターンなのか。
それにしても今は断然サンパウロの方が元気ありますね。こういうソフトひとつにしても(なんせ今回はCD・DVDのセットだ)意気込みっちゅうものが感じられます。好き・嫌いは別としてね。
ひととおりチェックが終わってから通販にアップします。
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