ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

なりすまし

2011-12-28 14:30:01 | 日記

12月25日(日)

名古屋のお花屋さん「PEU・CONNU」の作業場にて、コーコーヤライブ

 店を閉めてまでPAオペに出かけるというのはワタシにとって既にご法度の
仕事であるが、時にその「ご法度」を「万障繰り合わせてでも引き受けたい
特別な案件」というものが凌駕するパターンがごく稀にあり、そのうちの一つが
この日のコーコーヤの名古屋公演なんである。会場は大須の有名な花屋さん
PEU CONNUのアトリエ新館。いわゆる落成記念を兼ねてのクリスマスパーティ
という趣旨の会。
 しかしここが天井壁床と見事なまでのオールコンクリート打ちっぱなしと
いう空間で、音の跳ね返りようといったら只事ではなく、リハではギターの
笹子さんとあーでもないこーでもないと確認作業を進めながらどうにか音を
それっぽいレベルまでまとめていくところまではできた。
 で、いざ本番となると満員御礼のお客さんで見事に吸音加減が調節され、
リハの悪戦苦闘がウソのような良い音でコーコーヤのオニ演奏をお楽しみ
いただけたことには心からホッとしている。アコースティックライヴPAを
やる時の心得はただひとつ、「スピーカの存在をお客に感じさせないこと」、
即ちいかに自然な増幅で会場内に音を響かせるかということにあるのだが、
それがこの日も(偶然の要素に多く恵まれたものの)実現できたことは、
ワタシがいつも提唱している「良い演者・良い呼び手・良いお客さん」の
三位一体によるところが非常に大きかったのであろう、と非科学的ながらも
妙に納得する店主なのであった。

・・・と笹子重治OFFICIAL WEB SITEの「DIARY」コーナーっぽくまとめてみました。笹子さんすんません。



(リハの風景。クラリネット嬢は本番で完全にクリスマスカラーに変身)


(翌日のko-ko・・・ko?やはり才媛たちは円頓寺の空間がとてもお似合いなのであった)

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