相変わらず意味不明なタイトルで2010年最初のぜじろぐ記事を飾ってしまっておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
ちなみに営業は明日からのスタートとなります。
休み中はもっぱら家のことに没頭し、大掃除から不要物の廃棄処分、そして長年ほったらかしにしていた庭の整備にいよいよ世帯主として重い腰を上げ、脚立に刈り込みバサミ・剪定バサミなど買いこんで、にわか庭師として大いに盛り上がっております次第。いやそれにしても楽しいですね庭仕事。やり始めたらもう止まりません。
ワタシの自宅は築40年の古い民家をリフォームしたものなのですが、住み始めてからこの10年、家を楽しむということにまったく触れぬままでした。庭に生えている木の種類すらろくにわからぬというのは、ちょっと寂しいものであります。
よっぽど心にゆとりのない生活をしてたんでしょうね。
さて、そこで。
プライベート面での今年の目標は「目指せ日本のオヤジ」。
今年こそは我が家の「苔の庭」を復活させたいと思います。
苔の庭、と聞いてデヴィッド・ボウイの「ヒーローズ」に収められたMoss Gardenという曲を思い浮かべたブラジル音楽ファンの方はワタシと文通しましょう。
庭仕事のあとは、縁側で純米酒を一杯。一杯といわず二杯(通販仕事の方はどうした)。
そういうライフスタイルを今年こそは実現させたいと願っております。
しかしながら仕事は仕事として、ちゃーんとブラジルの方を向いてマニアックに突っ走ります。
仕事における今年のポリシーは「やりたいことをとことんやりたいようにやる」です。
他人の意見や思惑に振り回される八方美人店主はそろそろ卒業し、サンバタウンとしての持ち味・アイデンティティをしっかり持って、信念ある経営に努めたいと思っております。
そのため、外部からのご依頼(特にボランティア的ニュアンスの濃いもの)は今後ほとんどお受けできなくなるかもしれませんが、どうか予めご容赦下さい。
ところで昨日、名古屋の誇るバイーア料理の店、我らがサルバドールのシェフ・エルクラーノ氏(以下ラーノ)が我が家に遊びに来てくれました。
趣旨は純米酒の利き酒会。
そう、ラーノもワタシと同じく純米酒を勉強中の身なのであります。良き哉。
(山形正宗 純米吟醸 雄町に驚嘆のラーノ。ふふふ)
神奈川の「相模灘 特別純米 美山錦」の1本を除き、残る9本全てが山形酒。
いやあ楽しんだ楽しんだ。
驚くべきは、ラーノの味覚の鋭さ。
ワタシがいつもお世話になっている「正酒屋 六根浄」の熊谷さんがつねづねコメントされていることを、ほとんどピタリと言い当てていました。
こちらが何も言わずとも、「男山 出羽豊穣 出羽燦々5年氷温貯蔵」「山形正宗 純米吟醸 雄町」の2本に驚喜したというのはさすがという他ありません。
「この二つはサムライみたいな酒だ!」という彼のコメントが印象的です。
もちろんその他にも、
山形正宗 純米吟醸 秋あがり 山田錦
山形正宗 純米吟醸 うすにごり 出羽燦々
楯野川 純米吟醸 本流辛口+8 出羽燦々
楯野川 中取り純米 美山錦
相模灘 特別純米 美山錦
純米酒 六根浄
純米酒 プレミアム六根浄 山田錦3年熟成
米鶴 米の力 純米亀酔
といった錚々たるメンツを次々試していきましたが、それぞれに的確な感想を述べていくラーノ。日本にいるシェフとしては初めて「高級料理ブラジル協会」の一員に登録されたというのはダテじゃありません。
(ラーノ持参のおつまみ。モルタデッラのライムがけ、ヤシの新芽パルミット、そしてドバイ直輸入・ピスタチオのトースト。どれも合う!)
そんなわけで、2010年はいきなり純米酒ワールドからスタートしました。先が思いやられます。
次回からはちゃんとブラジル音楽ネタに復帰しますね。
ねおんさんのおかげで2009年は仕入れの仕事がホント楽しかったです。今年もますます面白くなりそうですので、引き続き(笑)よろしくお願いします。
それにしてもアングラ来日せんですかのう。
今年は手間のかからないカスタマーとなるべく頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。
あ、どうやって頑張るのかは、これから考えます!(ちょ)
明けましておめでとうございます、
本年もよろしゅうに!
私も食べた~い。
明けましておめでとうございます。
ねえ、とんでもないですよこのシェフ。
なんかまたアカラジェとムケッカが無性に食べたくなってきました。