既に先月の出来事になってしまったレオ・ミナックス・ジャパンツアー2009ですが、相変わらずこのイベントに思いを馳せるとき、しばらくするとワタシはいつもぼーっと思考停止状態に陥ってしまいます。ただ数々の記憶のスナップショットが頭の中をぐるぐる駆け回るだけです。たぶんワタシ自身にとってこのツアーというのは本当に人生の中でもかなり大きな出来事で、それへの評価や反省、もっというと自分の中で、今回の企画に対するある種の決着のようなものがまだ完了していないのではないかと思っています。
しかしながら、オフィシャルブログの方で、ツアーアシスタントを務めていただいたmarikinhaさんが、先だって行われたNHK WORLDのインタビューの訳文をアップして下さっております。インタビュー・編集に奔走して下さったご担当のマキコさんにもただただ感謝あるのみです。これは是非皆さんにご覧いただきたいと思います。
このインタビューで、ワタシは今更ながらにレオの明晰な頭脳と、鋭い観察眼・分析力に驚嘆の念を禁じえません。平和ボケした日本人よりもむしろ日本の現況を正しく捉えているのかもしれないと思えるほどです。
何度も繰り返しになりますが、日本におけるブラジル音楽マーケットでは全く無名だったものの、これほど日本に呼び甲斐のあるアーティストはそうそういないのではないかとさえ思えてきました。
いや、それどころか日本人よりも舌肥えてたし。招聘者はかーなーり苦労したのであります。
ツアー最後の方になるとワタシ、なんか「美味しんぼ」の海原雄山を連れて歩いているような気になりましたから。かといって別に「主をここへ呼べえっ!」とか怒号を発したりはしませんでしたが、内心ワタシは「こいつの前世って、ひょっとして北大路魯山人だったんじゃねえか・・・?」とまで妄想するようになったりして。ないない。
そんなわけで、もう少したったらまた次の企画を考えてみたいと思いまーす。
今度は誰がいいかな(笑)。
(画像は山形のジャズライヴハウス・Noisy Duckさんにて。ツアー中もっともサウンドチェックに時間を要しなかったハコ。ホントにやりやすかったです。山形での演奏をお考えのミュージシャンの方々、是非!)
※後日追記:レオのMySpaceブログ(注:MySpaceアカウント登録者でないと見られません)で、来日時の様子が一気に綴られております(現在進行形)。普段こんな長文なんて書かない人なのに(笑)。スペイン語で書かれておりますが、アカウントをお持ちの方はいっちょ読解にトライしてみて下さい。
去年のリカルド・サンドバルが好評だったので、
きっと当たるはず・・・・
ま~金銭的に・・・・・だけどね(爆死)
本人、日本へ行きたがっていましたよ。
連絡先だったら教えますよ!
一人ではこんなんしょっちゅうやれっこないですぅ。
サンバタウン単独では、やはりソロ、よくてデュオといった形での招聘になりそうです。吟味して検討致しまーす。