今日「ザ・ライト エクソシストの真実」見てきました。
ルーカス神父で出演のアンソニー・ホプキンスの書面インタビューを紹介
産経ニュース エンタメニュース
2011.4.8 07:41
アンソニー・ホプキンス ■「説明できないことが存在する」
9日公開の映画「ザ・ライト-エクソシストの真実-」は、現実に存在する、悪魔払いを請け負う神父「エクソシスト」を題材にした作品。一流のエクソシストである神父を怪演したアンソニー・ホプキンス(73)に、書面インタビューを行った。
信仰心の薄い神学校の生徒、マイケル(コリン・オドノヒュー)は、恩師の強い勧めでバチカンのエクソシスト養成講座に参加。そこで彼は、優秀なエクソシストであるルーカス神父(ホプキンス)を訪ねることに。マイケルがそこで見たものは、想像を絶する世界だった…。
ホプキンスは、悪魔払いに懐疑的なマイケルに“現実”を突きつけ、途中で悪魔に取りつかれてしまう老神父を熱演。「泥棒は家を荒らすとき、明かりをつけない。悪魔も同じだ。いないフリをする」といったセリフも、ホプキンスの重厚な演技とともに吐き出されると、恐ろしく説得力がある。
アンソニー・ホプキンス
「脚本が気に入ったので引き受けた。単にエクソシストの存在を描いただけではなく、広がりがあると思ったんだ」
この作品では、米国人の本物のエクソシストがアドバイザーとして参加した。
「悪魔払いの儀式で使うラテン語や、しぐさを彼に見てもらった。悪魔が人の姿をしているのか聞いてみたら、『悪魔は自在に変身する存在だ』と言っていたよ」
それにしても、世界の隅々までがネットでつながる時代に、現実に「悪魔払い」が行われているという事実には驚かされる。
「私は、原因は悪魔ではなく、精神疾患だろうと思っているけどね。ただ、私にも経験があるが、ずっと願っていたことが、突然かなったりするだろう? 理屈では説明できないことって、存在すると思うよ」 (・・これホプキンス言)
つまりね。
ホプキンスは、悪魔じゃなくて精神疾患だと思っている。
だから演じられるんだね。
皆様のお楽しみのために、これ以上のあらすじは申しません。
ただ悪魔は、自分の名前を知られると引き下がらざるを得ない。
エメラルド・タブレット10に、こんな記述がある。
「御身よ聞きたまえ。聞きたまえ。暗黒の主よ。輝ける者よ。その名をわれが知りとなえ得る御身たちが秘密の名によりて、聞きてわが意図に従いたまえ」
トートは主たちに彼女を解放する様に命じ、主たちの秘密の名によって諸力は服した。
つまり悪魔は自分の秘密の名前を知られたくないのです。
「汝バールよ、主の御名によって命じる、この者より出でよ!!」
すると、悪魔は命令に従わざるを得ないのです。
怖いけど怖いだけじゃない。ちょっと涙ぐんじゃったり・・ルーカス神父が正しいことを言っていても、ホプキンスみたいに信じてもらえない。
信じてもらえないって、とても孤独ですよね。
そしてマイケルの「疑」の部分を悪魔はねらってきます。
この映画は実際にあったことを映画にしたのだそうです。
この映画の悪魔はベルゼベブ(バール)でした。
マイケルの家系は「納棺士」と「神父」。
人が誕生する時と、人が死ぬ時に係わる家系です。
肝は据わっているが、悪魔は信じていなかった。
マイケルに足らなかったのは 「信仰心」
ホプキンスは、映画の撮影中アドバイザーとして本物のエクソシストの指導を受けたと言っていますが 本当は 本物のエクソシストに守られて、この映画は出来たのではないでしょうか。