ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

畑で出会った黒猫のクマ

2006-06-27 18:51:43 | 畑仕事
最近畑に出かけると、大きくて風格のある黒猫が出迎えてくれることがよくある。
畑のお向かいには、猫が5.6匹いるが、この猫は向かいの猫ではない。

ある時飼い猫を探している人がいて、ちょっと気にかけているのだが、この黒猫をかってに「クマ」と、その人は名付けていた。自分の家の猫が行方不明で、張り紙をあちこちにしているそうだが、この「クマ」は、どこの猫なのか分からないそうだ。
わたしが一緒に「クマ!」と呼ぶと、クマはのっそりと近づいて、どうやら人定めをした風だった。ちょこっと触らせてもくれた。

それから週末に畑に出かけると、長いしっぽをぶらんと振って立ち寄ってくれるのだ。
クマは表情が良い。また畑の知り合いが増えて、とても嬉しい。

最近は毎週末、お弁当持参で畑で1日過ごすことが多い。
すると、ぐんぐん大きくなっていく苗や、ちっとも大きくならない苗などがいて、今大地がどんな状況で、何を欲しがっているのか、やっと察することが出来るようになった。
前年、モロヘイヤなど夏中収穫したとすると、地力はかなり落ちていて、作物の生り具合が悪いのだ。
地力を上げる「バイオダイナミック農法」がどうゆうものなのか、やっと理解した。
先週末は、キュウリ棚を作ろうとして、材料を買ってきたのだけど、ネットを広げているうちにネットがからまって、最後はそのまま時間切れで帰ってきてしまった。
キュウリ棚って、思ったよりも難しい。
また、今度再挑戦です。

写真は、畑のミョウガです。

JAVAが必要

2006-06-15 21:41:38 | Weblog
旅行に行ったとき撮ってきたデジタルビデオの編集をしたいと思って、ビデオ編集ソフトを買ってパソコンに入れた。容量はあるから大丈夫と思ったが、重くて動かない、しかも急に画面が暗くなってシューンと消えてしまう。こんな症状が出て、あわてて入れたばかりのソフトをアンインストールした。

1時間半ほどのビデオも削除した。その時にビデオ用のフォルダを新しく作って、そこに保存したので、削除するときに全部、あるもの全部削除した。
そうしたら、その後も急に画面が暗くなり、数日経ってから、パソコン画面にメッセージが現れるようになった。「ADMTEK.EXE.BOOTROM」・・確かこんなメッセージだ。

それを仕事でお世話になっている「・・ネットサービス」さんに訊ねたところ、ADMTEK.EXEを削除してしまったようだからと、添付ファイルでADMTEK.EXEを送ってくれたのでした。

亭主殿は、インターネットで取得できる「登記情報」を印刷しようとしたら、印刷されなかったので、これも電話で訊ねたら「JAVA」をインストールしなければならないそうで、これも電話の指示で無事インストールできた。

仕事にパソコンが必要なので、保守契約しているけど、具合が悪くなると通信でパソコンに入って直してくれる。今はそういう時代だね。

写真の木は、畑の柿の木です。若緑の葉が「わが世の春」って、つやつやと光っていてとてもきれい。

インカのめざめ

2006-06-13 15:51:51 | 畑仕事
確か3月に畑にジャガイモを植えた。
ジャガイモは2種類で、ペルー原産の「インカのめざめ」ともうひとつも同じペルー産のジャガイモだ。
このジャガイモ、一つは花が咲くし、もう一つは花が咲かない。ジャガイモがなって掘ってみたけど、黄色い方が「インカのめざめ」だ。

このジャガイモは、男爵やメークインのようには大きくならない。ならないかわり実が締まっていて、煮ても煮ても煮くずれない。男爵でカレーを作ると、芋の姿は煮くずれてなくなるが、カレーにしても芋の姿が立派に残っている。薄い皮を剥くと、まるでほくほくした栗を食べる感触だ。皮がサツマイモのように紅いジャガイモも、こちらも煮くずれない。

最近、おでんにはジャガイモを入れなくなった。ジャガイモが煮くずれておでんのつゆが濁るのが気に入らなかったからだ。でも、この「インカのめざめ」をおでんに入れたら、おでんの常識が変わるかな。
寒くなるまで保存できるのかどうかが問題よ。

夕方、5時15分前

2006-06-10 11:06:31 | 畑仕事
ここ2日くらい雨。畑には恵みの雨で、先日植えたマリーゴールドが根付いたか、草はどのくらい伸びたか、ジャガイモは掘れそうか、見に行ってきた。
自営業で一応給料取りなので、従業員に遠慮しいしい、車が空くのを待って畑に直行だ。

今日友人宅を訪ねるので、お土産にジャガイモでも掘っていこうかと思ったのだ。
サツマイモの葉は大きくなっているし、キュウリも大きくなった。でも、モロヘイヤは大きくならないつもりとみえ、小さな花が咲き固い種までつけている。
この近辺で、2年前にモロヘイヤを植え夏中収穫したものだ。それが、今年こんなにいじけているということは、連作できないということだろう。

農文協の「あなたにもできる野菜の輪作栽培」の本は、百姓初心者には眼からウロコの優れものだ。今植えられている野菜の次には何が良いのか、いろいろなパターンをあげて述べられている。

最近はどこに行くにも、この本を持ち歩き勉強の毎日だ。

貝拾いの相談

2006-06-08 22:20:48 | Weblog
今朝のNHKで、東京湾の江戸前のアサリ採りをやっていた。
このアサリであさり飯を炊くのだ。わたしは一度もあさり飯なるものを作ったことがない。食べたこともない。豆ごはんやタケノコの炊き込みご飯、栗ご飯などは大好きでよく作るのだけど、あさり飯とか鯛飯とかは、作ったことがない。

あさり汁を作って、身を取り、汁でご飯を炊くのだ。美味しそう。
それで、海のそばに住む2番目の姉へ、来月アサリ採りに行きたいと電話した。
一番上の姉にも電話し打診する。
母が亡くなって、今年は三回忌だ。母が生きていたときは、月に2回くらいは姉たちと一緒に母を訪ねた。母という求心力がなくなって、昨年は何回会えただろう。
「貝拾いにおいで」「うん、行こう行こう」って、話し合ってから1年は過ぎた。

7月は9日が大潮だからと、8,9日で行くことにした。9月には高校時代の友達と上高地へ行く。
思い切って、「どこそこへ行ってもいいか」と言えば「行ってこい」と言ってくれる。
「へぇぇ、こんなに物わかりのいい人だったんだ」って、ちょっとダンナを見直している、今日このごろだ。

猫のミーコ

2006-06-07 16:55:15 | Weblog
見るともなく、たぶんNHKの今月の歌「クロ」を聞いた。
クロは半分ノラで、最後は死んでしまうのだ。

 猫をもらうなら、魚屋の猫が良いらしい。魚など食べ飽きていて卑しくない猫なのだという。
その猫の子をもらってきたのは、ふむ、あの姉であったに違いない。
ミーコはメス猫だったから、何度か子供を産んだ。お産は猫でも辛いらしくて、子宮が収縮する波が来るたびに「ニャーオ」と叫んだ。そしてお腹を撫でてくれと催促する。それが、なかなか生まれない。もう生まれるかと待っているのだが、生まれない。夜も遅いしと、私は寝てしまったが、最後までつきあってあげたのが、一番上の姉だ。
その姉が「冷たい」と思って起きたら、ミーコが濡れた子供を姉の布団のなかに連れてきていたのだという。

子供の頃、我が家には、もう一匹コロという犬がいた。家に上がれないコロは、自由に家の中を歩いているミーコを見て、うらやましくてたまらない。
時々意を決して上がってくるのだが、どやされてすごすごと土間におりた。このコロは雷がだいきらい。雷が鳴ると、怒られても上に上がってくる。
やっぱり怒られて下におりるのだけど、コロは悲しそう。
その時、ミーコはどうしていたのかな。ミーコの姿は想像がつかない。

ある時、コロがいなくなった。「コロ!コロ!」大声で呼んだ。「コロ死んじゃったのかねえ」「動物は死ぬとき、人に見られないところで死ぬんだってよ」象の墓場みたいなところがあって、犬も山のなかで人に見られないところで死ぬんだって思った。
そうしたら、その夜からミーコは外で寝るようになった。毎晩毎晩、ミーコは窓の外で丸くなってコロを待っていたように見えた。
ミーコは隣の家の犬とは仲良しで、体をすり寄せたりしていたのに、コロにはフゥ!って怒っていた。
でも、ミーコ、コロが大好きだったんだって思った。

あの姉は、今でも猫を飼っている。その猫は野良猫で、姉の家に居着いてしまった。きれいな猫で可愛いのだが、姉以外の人には警戒して逃げる。姉の姿を探してなく。なんかうらやましい。