最近畑に出かけると、大きくて風格のある黒猫が出迎えてくれることがよくある。
畑のお向かいには、猫が5.6匹いるが、この猫は向かいの猫ではない。
ある時飼い猫を探している人がいて、ちょっと気にかけているのだが、この黒猫をかってに「クマ」と、その人は名付けていた。自分の家の猫が行方不明で、張り紙をあちこちにしているそうだが、この「クマ」は、どこの猫なのか分からないそうだ。
わたしが一緒に「クマ!」と呼ぶと、クマはのっそりと近づいて、どうやら人定めをした風だった。ちょこっと触らせてもくれた。
それから週末に畑に出かけると、長いしっぽをぶらんと振って立ち寄ってくれるのだ。
クマは表情が良い。また畑の知り合いが増えて、とても嬉しい。
最近は毎週末、お弁当持参で畑で1日過ごすことが多い。
すると、ぐんぐん大きくなっていく苗や、ちっとも大きくならない苗などがいて、今大地がどんな状況で、何を欲しがっているのか、やっと察することが出来るようになった。
前年、モロヘイヤなど夏中収穫したとすると、地力はかなり落ちていて、作物の生り具合が悪いのだ。
地力を上げる「バイオダイナミック農法」がどうゆうものなのか、やっと理解した。
先週末は、キュウリ棚を作ろうとして、材料を買ってきたのだけど、ネットを広げているうちにネットがからまって、最後はそのまま時間切れで帰ってきてしまった。
キュウリ棚って、思ったよりも難しい。
また、今度再挑戦です。
写真は、畑のミョウガです。