昨日の夜 NHKスペシャル「沖縄戦全記録」という1時間ほどの番組があった。
内容は、アメリカが如何に残酷に沖縄の住民を殺したか・・を映像でみせた。
その前日は、BS1スペシャルで 「10億人が愛した高倉健」という これも1時間ほどの番組で、中国人は高倉健が大好きで、高倉健を通して日本人が素晴らしい事を知った・・というような番組だった。
この二つの番組を見ると、方やアメリカは如何に残酷な国民性であったかという作り方であったし、
もう一方は 中国人は 日本人が大好き・・と言いたかったように見える。
NHKは、何を言いたいのか。
日本の選挙権は18歳に引き下げられた。
私も第2次世界大戦など、知らない世代ではあるけど、この2日間のNHKの番組を見ると不安になった。
どうみても アメリカ人は残酷だぞ 中国人は日本人が好きだぞ と言いたいらしい。
高倉健が、亡くなって、彼を偲ぶ番組を見ました。健さんは、任侠の義理堅さみたいな話になった時、そういう役ですから・・と答えておられた。
中国の高倉健のファンが、高倉健を通して日本人の素晴らしさを知って下さったのは嬉しいけど
人為的なものを感じてしまった。
NHKは 中立で 誘導ではなく 正しい報道をして欲しい・・なんてね
なぜ こんな事を書くのかと言うと
昨夜の NHKスペシャル「沖縄戦全記録」を夫と二人で見ていたのですが
最後に夫が怒り出したのです。
見ろ アメリカはこんな事をしたんだぞ!
お前がいつも言っていることと違う!! (何も言ってないですぅ)
・・そして今朝起きたら 夫は別の部屋で寝ていました。
歴史を正しく学んだり認識することって、難しいです。
これから日本の選挙権は18歳に引き下げられたけど、彼らの柔らかい頭に これらの番組がどう理解されたでしょうか。